婚活歴5年のOLユキさん(34歳)。
高年収の男性が集まる婚活パーティーに参加していましたが、
なかなかうまくいかず、アドバイザー田中に相談。
カップルになってもその後続かないのはなぜか?
年収よりも見るべきポイントは別にあることを教わったようです。
年収よりも重視するものとは?
田中ユキさんが結婚対象としている30代の男性って、現在は年収が300万、400万だったとしても、まだまだ今後に期待できる年齢ですよね。もしかしたら転職先で実力を評価されて年収が大幅にアップされるかもしれないし、起業する人だっているはず。現時点での年収だけじゃなくて将来性も見た方がいいですよ。
ユキそうですよね。間口を広げないと凄く勿体ない気がしてきました。自分も磨きつつ、相手の将来性も判断材料に入れた方がいいですね。
田中そうです。間口を広げて幅広く出会って、自分が見極める方がいいのではないでしょうか。
ユキ見極めるって難しいですね。
田中その人の考え方とかから推敲するしかないですけどね。あとは、旦那さんになる人のやる気を上げるために自分が何をしてけばいいか、なども大事ですよね。
ユキそう言われるとそうですね。
田中結婚したら、奥さんのためにも頑張ろうって変わる人もいますよね。奥さんのサポートがあってどんどん出世する人とか。現時点で高収入の人はそういないけれど、そうやって変身しそうな人だったら沢山いると思いますよ。
田中年収600万円以上ではなく、年収350万円以上の相手を探すようにしたら、一気に出会える人が増えますよ。
ユキそしたらパーティー代も安くなりますものね。その分、回数を増やして行けますし。
田中その通りです。無料のパーティーから1,000円、2,000円程度のパーティーは沢山あります。
ユキあります、あります!
田中そういうところに、将来性のある人だって普通にいますよ。性格の良さそうな人なども。ユキさんは、まずは参加する回数をある程度増やして、確率上げていきましょう!
ユキはい!35歳目前なので、もう一度集中して頑張りたいです。結婚相談所も前向きに検討してみます。
田中自分で失敗したと思わなければ失敗ではないんですよ。結婚相談所入ってあまり良い出会いがなかったとしても、もしかしたら少し後にサッと素敵な人に巡り会えるかもしれないですしね。初めからリスクとかネガティブな事ばかり考えすぎてしまうと、良い流れにならない方の事が多いんです。だから、前向きにいた方がよい流れを掴めますよ。
ユキ分かってはいるのですが。。私、もう婚活始めて5年ぐらいじゃないですか。カップルになってもその後が続かなかったり、カップルにもなれないことが定期的に続いていくので、結構凹むんですよね。世間では婚活疲れっていうらしいです。
田中カップルになったのにその後続かないというのは、食事などを一緒にして終わってしまう感じですか?それともある程度お付き合いまでいくけれど、長くは続かないということですか?
ユキお付き合いまでもいかないですね。何回かお食事へ行ったりデートしたりで終わります。お互いにピンとこなかったりして音信普通になるというか。これから婚活パーティーの回数を増やしたり、結婚相談所と併用したりして出会う機会は多くなりますよね。でもその分、お断りされる可能性も当然多くなるわけで。。モチベーションを保つ方法みたいなのはないのでしょうか。
田中もう慣れるしかないですね。
ユキ慣れですか・・。
田中はい。年収600万円以上の男性は10人に1人ぐらいしかいませんという話と同じです。10人中9人に断られて普通みたいに考えた方が良いです。気の合わない人にモテてもしょうがないですよね?
ユキ断られて普通か・・・そうですね!そう思うようにします。
田中それから、先ほどのカップルになっても続かない件の改善策ですが。
ユキはい!
田中やっぱり年収の高さを前提にしていることって、相手に何となく伝わってしまうと思うのです。ユキさんがどの程度態度に出しているかは別として、すごく露骨に出す女性もいるじゃないですか。年収の高い男性は少なからずそういう女性を見てきているはずですから、何となく分かるものなんですよ。
ユキう・・そうですよね。
田中ですから、結婚対象を年収350万円以上の人と下げてまず色々な人と出会えう。そして、出会ったら年収の高さよりも気が合うかとか一緒にいて気が楽とかそういう内面を中心に見ていくようにした方がいいですね。
田中恋人にはなれなかったけれど友達になって、その人から友人を紹介してもらったというケースも、意外とあるんですよ。
ユキ態度には出さないようにしているつもりでしたが、男性には何となく分かってしまうのかもしれません。私「痛い女」になっていましたね(苦笑)
田中大丈夫です!これからまた心機一転婚活してきましょう。前向きな人には前向きな人が、明るい人には明るい人が近寄ってきますよ。
ユキはい!何だか気持ちがスッキリしました。有難うございました!
【結論】婚活アドバイザー×痛いアラサー対談 まとめ
後日談ですが、ユキさんはこの対談の半年後、1人の男性と交際を始めたそうです。お相手は42歳の公務員で、離婚歴(バツイチ)のある方。年収は500万円程度と当初の条件とは異なりますが、真面目で誠実な人柄なのだそうです。
でも彼女が一番惹かれたのは、離婚して別居している子供へ毎月きちんと養育費を支払っているところだったとか。「生活のために年収条件は譲れない!」と言っていたのが嘘のようです。
なぜそんな彼と結婚を前提に交際を始めたのか、それは「別れた子供を大切にできる男性なら、自分や自分との子供もきっと大切にしてくれるに違いない」という確信が理由だったといいます。
彼の方も、今までは自分にとってデメリットだった部分を、メリットとして受け止めてくれたユキさんに好意を抱いたそうです。まさに2人は出会うべき相手と出会えたと言えるでしょう。これも、ユキさんが出会いの場を広げ、機会を増やしたからこそだと思います。
婚活にちょっと疲れを感じてきたという方は、出会いを諦めずぜひ婚活を続けてください。きっと良い出会いがあると信じることこそ、成功の秘訣です。
また今から婚活を始めるという方は、1度だけチャレンジしてみて下さい。最初に始めるのなら、婚活パーティーが一番取り組みやすいと思います。最初の婚活パーティーで失敗しないコツは、「自分の納得のいく服装で参加する」ことです。
なぜなら女性は、今着ている服装の納得度で、自分に自信が持てたり持てなかったりする方がとても多いからです。自信が持てない状態では、どんな結果に終わってもきっと満足できるものではないでしょう。最初の婚活は失敗(カップリングできない)が当たり前。そんな気持ちで気楽にトライしてみましょう。