「恋活」と「婚活」、どちらに参加するか悩む人も多いと思いますが、活動の目的(ゴール)が大きく違っています。婚活は結婚を前提にして相手を探す活動ですから、ゴールは「結婚」です。そこに明確に目標があります。
恋活はもう少し曖昧で、まずは異性を好きになる気持ちからスタートしておつきあいをする相手を探す感じですね。婚活パーティーの中の恋活は、「恋愛をしてその先に結婚があったらいい」と考える人がほとんどです。お見合いパーティーよりも気軽な婚活方法も言えるでしょう。
婚活と恋活、自分はどちらが向いている…?
恋活の特徴
「とりあえず」恋人が欲しい人は恋活パーティーに参加するのがお勧め。異性の友だちと交際したい。ときめきが欲しい。結婚までは考えていないけれど、異性との交流を望むのが恋活です。
婚活の特徴
結婚願望が強く、異性を結婚相手として評価するならば婚活パーティーを選びましょう。家庭を持つのがゴール。相手と一生涯共に暮らしたい。パートナーとして異性を捉え、結婚相手としてさまざまな条件や希望に合う人を探す活動です。
要するに「恋愛ゴール」と「結婚ゴール」の違いなんですね。もっと具体的に言えば、恋活パーティーと銘打っていれば、出会いの場面では異性に対する「好きか嫌いか」という気持ちからスタートします。婚活パーティーになると「結婚相手としてどうか」といった視線で相手を見ます。結婚相手ともなると、お互いの両親もからんできますし、男性の収入や女性の結婚観(共働きがいいとか子どもは何人欲しいとか)といった面も関わってきます。結婚という社会的な制度に対する意識もあるだけにより真剣になるという事もあるでしょう。
では、恋人にしたい人と結婚したい人というのは具体的に違うものなのでしょうか?
好きな人がいて、恋人になって、その延長戦上に結婚というゴールが見えてくるのが自然といえば自然です。恋愛は相手がどんな仕事についていて収入がいくらで、という事よりも、お互いの相性や出逢った瞬間の気持ちに沿った出会いです。
いっぽうで、結婚は長い時間を共に暮らし子どもを持つなど家族としての絆を深くする目的があります。婚活で相手に対してより条件的な面(経済力や年齢)を求めるのも「当然」とも考えられると思います。「いい人と出会って結婚できたらいいな」という期待を込めた婚活をしている人も多いのではないでしょうか。
婚活に対する熱意、真剣度というのは意外と人によって大きな差があります。どちらかといえば恋活よりで「いい人がいれば」と思っている場合でも、「とにかく1年以内に結婚相手を見つけたい!」と考えている人も、ひとくくりに言えば「婚活中」というわけです。自分のゴールを見極めて婚活方法を選ぶことが結婚への近道です。恋活も婚活も「異性との出会い」という部分では基本的に一緒。出会いの場面を増やしていこうとする努力が大切です。
(2013.12.30更新)