PARTY☆PARTYの合コン婚活(新宿会場)に参加中。早速パーティーが始まるらしい。ドキドキしながらスタッフの声に耳を傾けた。
「今、目の前にいらっしゃる方が最初のお話し相手となります。まずは、その方のプロフィールをご覧ください。それではスタートします。」 ついに、先ほどから目の前に座ってる女性と話す時が来た。俺は、恐る恐る彼女と視線を合わせた。
目次
まずは1:1のトークタイムから。どんな女性と出会えるかな?
個性的な趣味を楽しむ社会人女性
1人目 ドッヂ子(32歳 建築関係 神奈川)
- ドッジ子
- 「よろしくお願いします。」
- 俺
- 「よろしくお願いします。」
- ドッジ子
- 「来たことありますか?」
- 俺
- 「ありますよ。去年ですが。」
- ドッジ子
- 「どんなプロフィール画面になってますか?」
彼女は、俺が持っているiPadを覗き込んできた。
- ドッジ子
- 「お仕事は何をされてるんですか?」
- 俺
- 「IT系です。お仕事は何されてますか?」
- ドッジ子
- 「建設関係です。」
- 俺
- 「趣味がスポーツとありますが、どういったスポーツでしょうか?」
- ドッジ子
- 「ドッジボールです。」
- 俺
- 「いつドッジボールやるんですか?」
- ドッジ子
- 「休日にみんなで集まってやりますよ(笑)」
- 俺
- 「そうなんですね。」
- ドッジ子
- 「お酒は良くは飲みますか?」
- 俺
- 「付き合い程度で飲みます。飲みますか?」
- ドッジ子
- 「良く飲みますね。毎日。」
- 俺
- 「お住まいは、どちらですか?」
- ドッジ子
- 「神奈川の東の方です。どちらですか?」
- 俺
- 「俺も神奈川です。」
ドッジ子さんは、ドッチボールが趣味の風変わりな女性だった。社会人過ぎてなかなかドッチボールをやっている人に出会わないから驚いてしまった。だけど、逆にすごく印象に残った。変わった趣味がある人は、率先して言った方が相手にインパクトを与えるからいいかも知れない。
談話中、「お話し中失礼いたします。恐れ入りますが、男性の皆様は、ご移動をお願いいたします。」とスタッフの声が。俺は、目の前に女性にありがとうと言って、次の席に移動した。カウンターテーブル用の椅子だからちょっと移動が大変だった。
お仕事欄「その他」って?ギャップ女性現る
2人目 人事さん(33歳 人事部 東京)
- 俺
- 「1番です。よろしくお願いします。」
- 人事
- 「こちらこそ。よろしくお願いします。」
- 俺
- 「お仕事がその他というのは、どのようなお仕事でしょうか?」
- 人事
- 「会社の人事部で働いてます。」
- 俺
- 「その他って何かなと思いましたよ(笑)」
- 人事
- 「ですよね。選択肢がなかったんですよ。」
- 俺
- 「なるほど。」
- 人事
- 「どちらからお越しになられたんですか?」
- 俺
- 「神奈川の方から来ました。」
- 人事
- 「お一人暮らしなんですか?」
- 俺
- 「いえ。違いますよ。趣味がヨガなんですね。良くいかれるんですか?」
- 人事
- 「そうですね。週に1回ぐらいのペースで。」
- 俺
- 「なるほど。」
- 人事
- 「フットサルは、どのくらいやるんですか?」
- 俺
- 「週に1回ぐらいですね。」
人事さんは、身長150センチで小柄だけどキリっとした女性だった。しかし、実際話してみるとフワっとした感じの優しい口調でギャップがあった。俺はそのギャップに少し惹かれそうだった。
魅力的な唇にドキッ!?派手な口紅の女性
3人目 美容さん(31歳 美容関係 神奈川)
- 美容
- 「こんにちわ!ビールで大丈夫ですか?」
- 俺
- 「あっ!ありがとうございます!」
- 美容
- 「旅行好きなんですか?」
- 俺
- 「はい。アジアとか行きますよ。」
- 美容
- 「韓国とかですか?」
- 俺
- 「いえ。韓国はないです。シンガポールとか台湾とか上海に行ったことがあります。」
- 美容
- 「マリーナベイサンズでしたっけ?屋上にプールがあるホテル。」
- 俺
- 「そこ泊ったんですよ。」
- 美容
- 「え〜!いいな〜!ゴルフとかしたんですか?」
- 俺
- 「いえ。してないです。」
- 美容
- 「シンガポールって、ゴルフが目当てで行く人多いですよね?」
- 俺
- 「そうなんですか?それは初耳ですね。どこか旅行で行かれてますか?」
- 美容
- 「国内でしたら、温泉とかで。海外だと、バリ、グアム、スリランカとか行きました。」
- 俺
- 「それは、社会人になってからですか?」
- 美容
- 「そうです。前の勤めていた会社でよく休みが取れたんですよ(笑)」
- 俺
- 「へ〜。今のお仕事だと取りにくいんですか?」
- 美容
- 「そうですね〜(笑)」
- 俺
- 「今はどのようなお仕事なんですか?」
- 美容
- 「化粧品メーカーです。」
- 俺
- 「そうなんですね。」
美容さんは、赤系の口紅が印象的な女性だった。俺の職場にいる女性もそうだが、オフィスで働く女性は薄い口紅が多い。そのせいか、派手目の口紅を見るとドキドキしてしまう。
彼女は、職業柄少し派手目の口紅でも良いらしい。もしかすると、女性は婚活パーティーに参加する前に派手目の口紅に塗り直した方がモテるかも知れない。
ディズニー好き女性が熱いトーク!
4人目 ナースさん(26歳 医療関係 東京)
- 俺
- 「趣味が、旅行と写真とありますが、最近どこ行かれたんですか?」
- ナース
- 「おっきい公園で撮ったり、ディズニーランドでキャラクターの写真を撮ったりします。」
- 俺
- 「何のキャラクターが特に好きなんですか?」
- ナース
- 「ぷーさんが大好きです。旅行はどこ行かれるんですか?」
- 俺
- 「アジアとか近場ですね。」
- ナース
- 「アジア良いですね〜。」
- 俺
- 「どこか行かれますか?」
- ナース
- 「去年は、グアム行きました。そう言えば、この前USJ行きました。」
- 俺
- 「USJには、プーさんいないですけど、いいんですか?」
- ナース
- 「あそこは、色々なキャラクターがいて面白いですよね。」
- 俺
- 「今年の夏ハリーポッターのエリアができるらしくて、あれ気になりますよね。」
- ナース
- 「あ〜!あれ面白そうですよね!」
ナースさんは、ディズニーが大好きらしくちょっと話についていけなかった。俺は、過去にディズニー好きな女性とうまくいかなかった事をふと思い出してしまった。
このようなマンツーマントークは、まだまだ続く。残すところあと3人だ。今のところはどの女性も好感がもてて、どの人もカップルになれたら嬉しいなあと思える人ばかりだった。フリータイムで特にお気に入りの子を見つけたい。