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相談これって二股!?カップリング後は一人に絞らないとだめですか?
婚活パーティーで二人同時に「いいな」と思う人が現れました。運よく、二人とも連絡先交換できたのですが…。婚活パーティーで出会ったのに、同時進行でメール交換したり、会ったりするというのはやはりまずいでしょうか?婚活パーティー参加者の暗黙のルールってありますか?
(29歳・女性)
回答ふたりもいいな!と思う相手がいるあなたはラッキー!
結論から言えば、同時進行が「ダメ」ではありません。その理由は、
- カップリング=付き合う、ではない
- お互いの意志を確認して交際に至るまでは「友達以上恋人未満」
だからです。
婚活パーティー「カップリング」は、「カップルになった」のではない!
よく婚活パーティーでは「カップル成立」という言葉を使うので、お互いの指名が合うとそれだけで「ふたりはもう恋人同士」といったニュアンスで思う人もいるようです。
- 婚活パーティーはせいぜい2時間。そんな短時間で相手の事が全部わかるわけではない
- あくまで「出会いの場」であり、カップリングは次に繋げるステップ
- カップルではなく、お互い好感を持っている相手と認識しよう
つまり、カップル成立や連絡先交換をしたという事は、「もう1度、会ってもいいかな」とより相手を深く知りたいと興味を持ったという結果なんです。そのぐらいの興味、「いいなと思う相手」はもしかしたら複数いるかもしれません。
質問主さんのようにたまたま同時期にふたりの男性をいいなと思う事だってあるでしょう。私から言わせると、婚活パーティーに参加して「ふたりもいいなと思う男性と出会えたなんて、すごくラッキー!」という感じですよ!
そこから、何度かふたりで会ったり過ごす中で、もっと明確に「合う・合わない」もわかってくるでしょう。そして相手の事を「好感」から「このままずっとつき合いたいかも」という「好き」という気持ちに変化したら、その時点で同時進行をしている相手がいれば率直に、あるいは遠回しに、今後の交際が難しい事を伝えればよいと思います。
大切なのはズルズル「同時進行」しないコト!
とはいえ、男女の関係ではお互いの温度差があったり、勘違いがもとでトラブルを招きやすいのも事実です。同時進行をしてよいのは、まだお互いが「恋人未満」である間だけ。男性からきちんと告白されたり、ふたりの交際が真剣なものとしてスタートした時点で、複数の異性との同時進行はストップするべきです。
『でも、もしかしたらこっちの男性の方が結婚相手としてはいいかも……』
『彼が告白してくれたからウンと言ったけど、一応この彼もキープしたい……』
こんな気持ち、正直女性としてはちょっとわかる(笑)ズルいと思われるコトも恋愛に関してはつい行ってしまうのが女性なんですから。ただし、婚活はただの恋愛ゲームとは違います。相手の人も結婚を考えたり、真剣な交際ができるかどうかを考えながらあなたとの時間を過ごしているはずです。相手の真剣な気持ちを、結果的にもてあそぶような事だけはやめておきましょう。
同時進行のやめ時はココ!3回のデートで「見極める」ポイント
決定的に「生理的にダメ」な部分がないかどうか
婚活パーティーの短い時間内では、今ひとつ相手の事がよくわからないものです。特にお互いにやはり自分を良く見せようという意識があります。普通にふたりで食事をしたり散策をしたりという時間の中で「こういう人はどうやってもダメ」という生理的に受け付けないものがあるかをまず見極めましょう
社会人としての一般常識を持っているか
付け焼き刃的なものは数回一緒に過ごせば、わかってくるものです。極端な話ですが、大きな借金とかギャンブル癖など明らかに一般社会人として適応していないところがないか、ふたりの時間を過ごす中でしっかりと観察しましょう。
話していて「楽しい」など自然と仲良くなれるものを感じるか
何より大切なのが、「会えば会うほど」もっと会いたくなるかどうか、です。これといった事をしていなくても、おしゃべりをしているだけでも、共通点が多かったり、盛り上がったりする。楽しい時間を自然と過ごせる相手となら、きっとうまくいきます。
同時進行をする理由は、「どちらも良さそうな人だから」です。でも、結局ふたりの男性とお付き合いできるわけでも結婚できるわけでもありません。最終的には「選ぶ」ことになりますから、見極めるというのは大切なのですね。
効率の良い〝婚活の進め方〟とは
- なるべく多くの婚活パーティーに参加する
- 「いいな」と思う相手とは思い切ってカップリング指名してみる
- 接点ができた異性とは1度は会ってみる
- 最初の時点で「違うかも」と思ったら長引かせない
質問主さんのように「いいなという相手が複数いる」場合、相手もまだ「恋人同士と思ってはいない」とりあえず会ってみようかなと思っている最初の段階で、同時進行をしながら見極めていけばいいのです。
ただしポイントは好感を持っている点だけではありません。逆に「ちょっと違うかなぁ」と思った時が決断をするタイミングです。
後はあまり長引かせないほうがいいでしょう。また、カップリングではなく、連絡先交換といったレベルなら、それこそ同性異性に限らず「交際範囲を広げて」いろいろな出会いの場に出向くのが大切です。
多くの人と関わり、実際にみんなで飲んだり、ふたりで出かけてみたり、こうした時間の中でだんだんと「好きな人」が絞り込まれてくるはずです。
当たり前の事ですが、出会った印象だけで全てが決まるわけではありません。そこからスタートした時点では同時進行の相手が複数いても構わない、ただし共有する時間が増えていく段階として、「なんとなく」つき合うのではなく、決断していく意志の力も必要だという事でしょう。
効率よく婚活を進めたいのなら、あえて「ひとり」と限定しなくてもいいのです。問題になるのは、あなたのそうした「気持ち」と相手の異性との「気持ち」にあきらかに温度差がある場合。
相手はものすごく熱心でアプローチも情熱的であったとしたら、彼の方が勝手に「ふたりで会ってるからもう恋人同士も同然」と思い違いをしている場合もあります。
無意識にあなたがそうした行動をとっているかもしれない不安もあります。そのあたり、自分でハッキリと明確にしておくのが大切でしょう。
婚活真剣度が高い人が相手の場合には「同時進行」は要注意!
年齢的なものもあるでしょうし、婚活に対する考え方もあるでしょう。
質問主さんは、たぶん合コンスタイルパーティー等といったカジュアルなスタイルの婚活パーティーで「いいな」と思える相手と出会ったのではないでしょうか。
気軽に参加できて、連絡先交換も自由だったり、カップリング指名数が多めの婚活パーティーだと、「まずは出会いとして」ペアになるといった面があります。
いっぽうで、「結婚前向きな人限定」とか「1年以内に結婚を考えている人が対象」という婚活パーティーでは「同時進行」ではなく、もっと真剣に「出会い=交際」「交際=結婚前提」というステップを念頭に置いておきましょう。
30代・40代中心 1年以内に結婚をお考えの方限定婚活パーティー
こちらは、真剣に「結婚相手」を見つけたい人向けのパーティーです。この婚活パーティーでカップル指名をするという事になると、かなり相手に対しても期待を持っている事になります。
この時点で、例えば「いいな」と思う相手がふたりいたとしたら、1回目のデートぐらいは、両方の男性としてみてもいいかなとは思います。
ただ、どっちつかずのまま、両方の男性と何度もデートをするのはあまりお勧めできません。婚活に対する真剣度が高ければ高いほど、「同時進行」の時期はなるべく短めにするようにしましょう。