≪プロフィール≫
孝之さん(38歳男性、メーカー勤務)。
婚活歴3か月。土日出勤残業ありの生活のため、奥さんには専業主婦として家庭を守ってほしいと思っている。
≪参加したパーティー≫
・パーティーの条件:男性は収入600万円以上
・開催日:平日の夜
・参加人数:30名程度
・パーティーの形式:合コン形式
婚活サイトを見ていたら、ハイステータスパーティーというのを目にして。どんなセレブが集まるのかと思ったら、男性の収入が600万以上となっているじゃありませんか。あれ、自分もギリギリだけどハイステータスなんだ、と思って(笑)
婚活をスタートしてしばらくたちますが、実際に男性の収入が一種の「資格」として女性から見られているのだなと実感はしています。でも家庭を持つという事だから、それも当然だと僕自身は思いますね。愛があればお金がなくても、なんて夢みたいな事を本気で思っている女性とは、僕のような、確かにそこそこ収入はあるけれど土日出勤も当たり前、残業続きのメーカー勤務のお嫁さんには向いてませんから。
僕自身、仕事も面白いけどハードでもあるので、奥さんになる人には専業主婦として家を守って欲しいという願いがあります。だからこそ、こうした収入を特定したお見合いパーティーのほうが、逆にこちらも女性に対する希望をはっきりとさせる事ができていいかな、と思ったんですね。
実際に参加してみると、1対1の自己紹介タイムでは、やはり仕事の事について聞かれる事が多かったです。中には収入の明細「実際に600万以上というのはどのぐらいですか?ボーナスはありますか?実力主義の会社とか、年功序列で昇給ベースがありますか」なんて畳み掛けるように質問してきた女性がいて、さすがにちょっと興ざめしました。
これまで参加したお見合いパーティーよりも、女性の真剣度が高い、それと多少、外見に自信のある人が多いかなという印象はあります。女性のスタイルとかも、けっこうイイもの着てるな、高級なバッグ持ってるな、っていう人が多かったです。
だからか、逆に少し地味な雰囲気の女性のほうが目立っていたのが不思議です。
家庭を守ってくれる、そして疲れて帰宅したら優しく迎えてくれる、そういう女性のイメージにピッタリの女性がいたんです。パッと見た目は目立たない、つつましい雰囲気の人でした。でも話しかけたら笑顔がすごく良かったんです。
その女性に最終的にはアプローチしました。そして彼女とカップル成立になったんです。実際に何度かデートしてみると、彼女の控えめな態度にますます惹かれて、そろそろプロポーズしようかな、と思っているところです。