カップル希望ボタンをタップすると、いいなアピール画面が反映された。女性の名前の左側に、0〜2個のハートマークが付いている。スタッフの説明によると、これは両想い・片想いなのかが一目で分かるシステムだ。自分が送ったいいなアピールは左のハート、相手が俺にしてくれたいいなアピールは右のハートが付いている。
確かに俺が良いなアピールした7、8、10番は左側のハートマークが付いていた。しかし、肝心の右側のハートマークが色づいていたのは8番女性(おっとりハスキーボイスさん)だけだった。この状態だと、2番目に気になっていた8番女性とうまく行く可能性が高い。
いいなアピール結果が分かった後は、最後のカップル希望
婚活パーティーももう終盤だ。カップル希望を出す相手はなんと最大5人まで選べる。たくさん選べばカップル率も上がるので、積極的に選ぶのもよさそうだ。
カップリングタイムの時間は2分ほどで、みんな真剣に画面をみていた。きっと、どの人を選ぶか吟味しているのだろう。俺の目の前の席の女性が、独り言をブツブツ言っていて怖かった(笑)。あ〜どうしよう。迷うな〜。ダメかな〜。など言ってかなり悩んでいるようだった。
俺の場合は、さっきのいいなアピールと同じ女性をタップするだけだったので悩む必要がなかった。選び終わったら、画面一番下の『カップリング希望する』のボタンをタップして待機する。
俺のカップリング結果は、成功なるか!?
スタッフの説明とともに、カップリングの結果が出たようだ。結果が出ると、左下の『結果発表』というボタンをタップできる。これで、相手の番頭と名前が表示されたらカップリング成立だ。
ドキドキドキ…。緊張しつつ結果発表ボタンをタップすると………おお!!画面には、星がキラキラを光って動くアニメーションと共に「おめでとうございます!カップリング成立しました!」という文字が浮かび上がった!
なんと2番目に気になっていた8番女性のおっとりハスキーボイスさんとカップリングした。カップリング成立出来てすごく嬉しかった。第1希望の女性じゃなかったけれど、それでも誰かと意思が通じ合ったというのは嬉しいものだ。
最初は何とも思っていなかったけど段々と惹かれ合ってお付き合いをスタートされるカップルも多かれ少なかれいるのは事実。彼女と俺の間で、そんな都市伝説的な事が現実にならないかと期待していた。
連絡先交換の様子は初々しかった(笑)。
カップリング相手の女性と連絡先交換するには、パーティー終了後ビルの1階でお待ち合わせをして行う。俺は、パーティー会場を出てエレベーターに乗り込んで帰った。このエレベーター内にいる男性たちは、実は勝者と敗者が入り混じっているのだと思うと、なんだか息苦しかった。
1階のビルの前では、カップリングされたと思われる男性が何人か立っていた。残念ながらカップリング不成立だった男性たちは、そのまま会場から逃げるように帰って行った。もし俺が彼らだったらと思うと、なんだか切ない気持ちになった。
幸い勝者となった俺は、カップリングした女性が早く来ないかとソワソワしながら待っていた。まだかまだかと5分ぐらい待ったと思う。ようやくおっとりハスキーボイスさんがビルから出てきた!
- ハスキー
- 「2番の方ですよね?」
- 俺
- 「はいそうです。8番ですよね?」
- ハスキー
- 「そうです。間違ってないですか?私で大丈夫ですか?」
- 俺
- 「間違ってないですよ!もちろんですよ!」
なぜか、番号がちゃんと合っているのかと心配された。仮に、もし間違っていたとしてもそうだとは言えないだろう。とりあえず、連絡先を交換をした。
- 俺
- 「それじゃ、せっかくなので連絡先交換しませんか?」
- ハスキー
- 「いいですよ。じゃLINEでいいですか?」
- 俺
- 「いいですよ!」
周りにいたカップリングした人たちも、俺たちと同じように連絡先交換をしていた。会場のビル前で、何組の男女が連絡先交換をしていて妙な光景だった(笑)。大人数がワクワクしながら連絡先交換する様子は、まるで新学期を迎えた学生を見ているようだ。
連絡がきてからの後日談
パーティー当日の夜も連絡が来たりしたけど、その後あまりラリーが続かなかった。その結果、1週間も経たずして消滅してしまった。俺は何も相手を傷つけることも嫌われるような内容のメールを送ってないのに…もしかしたらそういう運命だったのかも知れない。心に火が付きそうで付かない段階だったので、今回の事はあまり落ち込まず済んだ。また次回参加して、もっと運命的な出会いを見つけたいと思う。
今回参加した婚活パーティーはこれ!
PARTY☆PARTYの「30対30☆恋活パーティー」
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