新宿で行われる、おとコンの婚活パーティーに参加している。どんな女性と出会えるのか今からドキドキだ。
開始時間になると、スタッフから本日のスケジュールの説明がされた。パーティーの流れとしては、こんな感じだ。
目次
おとコンの婚活パーティー会場へ到着!爽やかで気持ちが良い。
おとコンの婚活パーティーの流れ
(1)1回目のトークタイム:1対1ですべての異性と3分ほど会話。
(2)第一印象記入タイム:好印象だった人の番号に印をつける時間。
(3)休憩と第一印象カードの返却。自分への好印象がわかる。
(4)2回目のトークタイム:もう一度1対1ですべての異性と話す。
(5)リクエストカードの記入:カップルになりたい人の番号を記入。
(6)カップリング発表、カップルになれれば連絡先交換。
いよいよトークタイム開始!今回は30代やアラフォーの年上女性が多い
説明が終わると、いよいよ第一回目のトークタイム。大体ひとり4分程度の会話時間が設けられていて、お互い自己紹介シートを交換して会話をする流れだ。お互いに相手方の自己紹介シートをチェックして色々質問し合うのだ。
印象的だったのは、3順目で巡り合った俺より10歳年上のアラフォーの女性。何が印象的だったかというと、年齢が離れているのもそうだが、とにかくグイグイとくる方だったからだ。
- アラフォー
- 「お若いですね!」
- 俺
- 「いえいえ。そんなことないです。」
- アラフォー
- 「神奈川に住んでらっしゃるんですね?」
- 俺
- 「はい。そうですね。」
- アラフォー
- 「新宿までわざわざ遠くないですか?」
- 俺
- 「そんなに遠くはないですよ。」
- アラフォー
- 「神奈川のパーティーとかないんですか?」
- 俺
- 「あるんですけど、職場や友達とバッタリ会うのが嫌だったので、あえて都内会場にしました。」
- アラフォー
- 「なるほど。そうなんですね」
俺の好みな栗山千明似の素敵な女性が登場
そして、なかなかグッと来る女性がいないな〜って肩を落としていたのだが、6順目の女性を見て一変した。その女性は、キルビルという映画で一躍有名になった栗山千明似のすらりとした女性だったから、俺の中でとても好印象だったので、連絡先が交換したいなって思った。俺は、彼女をクリヤマとメモに残した。
- 俺
- 「こんにちわ!」
- クリヤマ
- 「こんにちわ〜〜!」
- 俺
- 「アラサーですね!」
- クリヤマ
- 「実年齢よりも若く見えますね(笑)!」
- 俺
- 「いえいえ、ありがとうございます」
- クリヤマ
- 「タバコ吸わないんですね?なんか意外ですね!」
- 俺
- 「そう見えますか?」
- クリヤマ
- 「昔吸っていたとかですか?」
- 俺
- 「一度も吸ってないですよ!」
クリヤマは俺の事を完全に外見で判断してくるタイプだった。話題には困らないかもしれないが、見た目だけであれこれ言われるのは少し戸惑ってしまった。飲み会ならば盛り上がっていいかもしれないが、こういった真面目な雰囲気の婚活の場では、見た目よりもプロフィールの中身から話題を探す方が無難だろう。
スタッフ:「それでは、1回目のトークタイムが終了です。これより、第一印象カード記入のお時間になります。参加者の中で、好印象だった方の番号に丸印をお付けください。」
要するに、第一印象カードには感じが良かった!と思う女性の番号に印するだけ。正直、今回はたまたま年上女性が多かったので俺の恋愛対象になる女性となると、自然と3名程度に絞られた。もちろんその中には、33歳のクリヤマも含まれている。