PARTY☆PARTY個室婚活パーティーの、トークタイムが始まった。イバ子さんとの会話を終えて、次からは「いろいろな話をまんべんなくしよう!」と反省して俺は張り切った。途中から慣れてきたのか、様々な話題を楽しめるようになってきた。特に13番のフルミさんはスペインが好きらしく、旅行の話を中心に盛り上がった。
目次
個性的な女性が次々登場!
東京の世田谷生まれの看護師フルミさん(32歳)
- フルミ:
- 「30歳なんですね!」
- 俺:
- 「どうしたんですか?」
- フルミ:
- 「いや若いな〜って(笑)」
- 俺:
- 「なんですか?もっと下に見えますか?」
- フルミ:
- 「いやいや(笑)」
- 俺:
- 「年下はあまり興味ないって感じですか?」
- フルミ:
- 「う〜〜〜ん。そうでもないですけど。」
- 俺:
- 「まぁ。」
- フルミ:
- 「犬を飼ってるんですか?何犬ですか?」
- 俺:
- 「はい。チワワ飼ってます。」
- フルミ:
- 「へ〜。いいな〜!」
- 俺:
- 「お菓子を作ったりするんですか?」
- フルミ:
- 「そうですね。今練習してるとこです。」
- 俺:
- 「フルートが趣味なんですか?難しそうですね!」
- フルミ:
- 「そうですね。」
- 俺:
- 「旅行がお好きなんですね?最近どこかへ行きました?」
- フルミ:
- 「先月タイに行ってきました!」
- 俺:
- 「へ〜!いいですね!海外志向なんですね!」
- フルミ:
- 「そうですね。日本語が飛び交ってないところに行きたいですね!」
- 俺:
- 「これまで、どのくらいの国に行かれました?」
- フルミ:
- 「10カ国ぐらいですね。」
- 俺:
- 「一番遠かったのはどこですか?」
- フルミ:
- 「ヨーロッパですかね。スペインとか。」
- 俺:
- 「俺もスペイン3回行ったことあります。」
- フルミ:
- 「サグラダファミリアが完成したら、また行きたいですね!」
- 俺:
- 「ですよね!俺も完成したら絶対行きますね!」
13番のフルミは俺より1歳年上だったせいか、俺の事を男としてみていなそうだった。なんとなくその場の雰囲気から、そう察してしまったのだ。
でも、途中から俺と同じスペインに興味があって一気にグッと親近感がわいた。終了の合図を聞いたとき、正直もっとスペインの話がしたかったなぁと少し物足りなった。やっぱり4〜6分って早いなぁって思った。でも、その女性とフィーリングが合うか合わないかはわかるので十分な時間だった。
東京在住の歯科衛生士のヘンナさん(29歳)
- 俺:
- 「こんにちは!」
- ヘンナ:
- 「よろしくお願いします!」
- 俺:
- 「ヘンナさんは、笑顔が爽やかですね!」
- ヘンナ:
- 「そうですか?仕事柄ですね。」
- 俺:
- 「何関係ですか?」
- ヘンナ:
- 「歯医者さん関係です。フフフッ〜。フットサルをされるんですか?」
- 俺:
- 「そうですね。明日もやります。」
- ヘンナ:
- 「ハハハッ〜。そうなんですね!楽しそう!どちらでですか?」
- 俺:
- 「神奈川の地元でやります。」
- ヘンナ:
- 「結構やるんですか?月に1回とかですか?」
- 俺:
- 「週に1回ペースでやってます。」
- ヘンナ:
- 「フフフッ〜!趣味にお酒を飲むことって書いてあるんですね!何を飲まれますか?」
- 俺:
- 「ずっとビールとかですね!土日は朝から飲むことがありますね。」
- ヘンナ:
- 「ハハハッ!でも、良いですよね!あれ?ワンちゃんを飼っているんですか?」
- 俺:
- 「チワワです(笑)」
- ヘンナ:
- 「あ〜いいな〜!土日が休みですと良いですよね!
1日は遊んで1日はゆっくり休んだりできて。」
- 俺:
- 「そっか〜!ヘンナさんは平日休みなんですね。
今日はパーティーの為にお休み取得したんですか?」
- ヘンナ:
- 「いえいえ!うちの歯医者変わってて、月末だけ土日休みなんです。」
- 俺:
- 「なるほど!かなり患者さん泣かせですね!ややこしいよ!それ!って感じですよね。」
- ヘンナ:
- 「そうですね〜。わかりにくいですよね。」
- 俺:
- 「趣味は読書なんですか?どんな本ですか?」
- ヘンナ:
- 「マンガが多いですね。モーニングとかジャンプとか読みます。
少女マンガは、あまり読まないですね〜。」
- 俺:
- 「へ〜。全然イメージと違いますね。」
- ヘンナ:
- 「あと映画を見るのも好きですね!やっぱり大きい画面で見るの良いですよね!」
- 俺:
- 「1人で行くんですか?」
- ヘンナ:
- 「行きますよ!(笑)焼肉も一人で行きますよ(笑)」
- 俺:
- 「1人で映画行ける派ですか!?焼き肉も一人で行くんですか?」
- ヘンナ:
- 「全然平気ですよ〜(笑)行かないですか?」
- 俺:
- 「行かないです。我慢します!(笑)」
- ヘンナ:
- 「え〜!そっちの方が意外〜!」
彼女の笑い方というかリアクションが個性的である意味強く印象に残った。とにかく明るい女性で、こっちまでなんだか明るい気持ちになった。
3人目と話し終わるごとにメモが取れる
3人の女性とのトークタイムが終わり、スタッフからまたアナウンスが入った。「お時間となりました。今いらっしゃるお部屋で大丈夫ですので、メモのお時間となります。お話した方の印象などメモにお書きくださいませ。」会話は5分前後しかないけれど、メモを取る時間を設けてくれるのはとても嬉しい。
30秒ほどのメモタイムは、その女性と話したことやその女性の特徴、容姿など書く時間。俺の場合は、その女性と付き合いたいかどうかマルかバツでメモするようにしていた。相手の趣味とかは、プロフィールカードを見ればわかるので、そうした情報は敢えてメモしなかった。結局一番大事なのは、その女性と付き合いたいかどうか。だから、そこを冷静に自問自答しマルかバツかで一刀両断でメモった。
メモタイムが終わると、席移動。その後も大体3人と話す毎に、30秒のメモタイムの時間をもらえた。次はどんな女性と話せるのかな。