プロフィール アキラさん(38歳男性、営業)
離婚後して8年。家庭の温かさが恋しくなってきたため、結婚に向けて婚活を始める。ゆっくりと恋をはぐくんでいきたいと思っている。
参加したパーティー
・参加条件:バツイチ・バツイチ理解者限定
・開催日:土曜日の昼間
・参加人数:男女5名ずつ
・形式:合コン形式
離婚してすでに8年近く立ちます。最初は久しぶりの独身生活を満喫していたのですが、やはり仕事もそれなりに忙しくなると、家庭のあたたかさを切実に願うようになりました。でもバツイチという事が自分でもひっかかって、なかなか女性に対して積極的になれなかったんですね。
婚活をキーワードにネットを見ていたら、お見合いパーティーに「バツイチ・バツイチ理解者限定」というのがあったので、よし、行ってみるか、という気になりました。男女それぞれ5名ずつというのは人数が少ない気がして、それはやっぱり「バツイチ」は人気がないからだろうなと思っていました。
バツイチと言う過去を気にしない前向きな女性が多かった
でも、最初の1対1の自己紹介タイムで女性全員とお話したわけですが、皆さん過去にこだわらないといったスタンスでした。もちろん女性の方にもバツイチの人がいらして、わりと率直に「1度失敗しましたけど、結婚そのものはいいものだと思ってる」みたいに話していましたけど、私もまったく同じ意見だったので大きくうなずくものがありました。
実際に参加してみて少し驚いたのは、バツイチといっても年齢層は幅広いっていう事です。自分はバツイチというのは、男性も女性もみんな40代とか50代ぐらいの人だろうって勝手に思っていたんですよ。でも女性の参加者はだいたい20代後半から30代でした。そのぐらいの年齢の女性と親しく話すのは久しぶりなので、正直少し緊張もしましたね。
自己紹介タイムの後はフリータイムでしたが、着席型のランチだったので比較的ゆっくりと会話ができました。おしゃれなイタリアンだったんですが、食事を女性がとりわけてくれたりして、隣の人と話しやすい雰囲気だったのもよかったですね。ただ、同じテーブルにひとり、やけに派手な服装でケバい化粧の女性がいたんですけど、その人は少し浮いている感じだったかもしれません。過去に失敗のある者同士とはいえ、「なんか遊び人っぽいな」という印象を与えてしまうと、周囲の男性は少し引くんじゃないでしょうか。
私は、最初に話した「結婚そのものはいいものだと思っている」という女性にとても惹かれました。過去の過ちというか失敗を前向きに捉えている姿は、自分自身を励ましてくれるものもありましたし。
この時はカップル成立の発表はなくて、後から個別に主催した会社を通じてアプローチをする形だったので、私も彼女にメールを出してみました。すると嬉しい事に彼女から連絡があって、「すぐに結婚を前提に、というのは難しいですが、ぜひまたお会いしてお話をしたい」というような内容で、嬉しかったです。
バツイチというと、どうしても「失敗してる」というイメージが他人にも自分にもあるような気がしたのですが、こうしたバツイチ向け婚活パーティーに参加する事で後ろ向きな気持ちとも決別できたような気がします。まずは彼女とゆっくりと出会いを楽しんでいきたいな、と考えているところです。