婚活疲れ、婚活うつはすでに社会的な「問題」としても周囲に認識されつつあります。最近では、メンタルクリニックで「婚活疲労外来」を専門に行う所もあるのだとか。婚活は自分を評価される場ですので多少のストレスは付き物です。しかし、発散できずにストレスためていくと気持ちの面で影響が出てくることもあるので注意しましょう。
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婚活うつ、婚活疲れの対策法とは
几帳面や真面目と言われる、周りの評価が気になる、自分の外見にコンプレックスを持っている…。当てはまる人は「婚活疲れ」を感じやすいタイプかもしれません。「結婚相手を見つけよう!」と意気込むのではなく「良い人と出会えたらいいな」と気持ちに余裕を持つことが大前提です。
対策法1:カップル不成立でも落ち込まない、出会いは運命と考える!
婚活は「カップルになれる・なれない」、声をかけたら「断られる・承諾される」といったように、アクションに対する答えがハッキリしています。それだけに断られたり、うまくいかないと「自分はモテない、ダメな人間なんだ」と思いがち。
でもちょっと待って下さい。 そもそも小学校や中学校でも「親友」がすぐに見つかりましたか?何年も学校という同じ環境を共有する場に通っても何十人と同年代の人と出会っても、気の合う友人なんて数える程度だったと後から思いませんか? 100人と同級生であっても、親友はひとりふたりという所でしょう。
まして結婚相手ともなれば生涯のパートナーですから、「ピッタリの相手」と出逢う可能性のほうが奇跡的とも言えます。断られたからといって自分自身を否定されたと捉えないようにしましょう。
対策法2:旅行やスポーツなど、婚活以外で予定を入れよう!
平日は仕事、土日の予定は婚活しかない、といった生活をしている人は要注意。婚活以外での予定を立てて気分転換をすることが重要です。例えば「一人旅」でもいいし、何かスポーツをしてみるのもいいですね。婚活だけでなく、自分が夢中になったり没頭できる趣味や活動を持ちましょう。「婚活がうまくいかなくても、他に楽しい事もあるしな」と思えるようなライフスタイルをまず築いておくのが大切です。
対策法3:「頑張る」ではなく、冷静に分析し自分の成長へつなげよう!
婚活疲れの原因は「婚活を頑張る→うまくいかない→落ち込む→もっと頑張ろうと婚活をする→さらにうまくいかないので落ち込み度が上がる」といった「マイナスのスパイラル」に陥ってしまう事。少し冷静になってみるのも必要かもしれません。
婚活パーティーの感想や感触、どんな異性がいてどんな会話をしてみたという事などをメモしてみると、気持ちが整理され反省する材料になります。文字にする事で「自分の中で消化していく」手助けになります。「思い返せば今回は笑顔が少なかったな」「あの話題はウケたな…」と分析する事で異性に好かれる自分へ成長するきっかけとなるかもしれません。
結婚相手を探す活動は、それ自体がゴールではないのです。 結婚生活というライフスタイルを求める中で、自分に合った相手を探すための活動です。時には立ち止まって、「やれやれ、うまくいかない時もあるんだなー」と一度婚活をストップさせるのもひとつの手段です。たまには謎解きゲームやバスツアーのような遊びをテーマにした婚活をして、気分転換をするのも良いでしょう。前向きになれない時は無理に自分をポジティブに追い込もうとするよりも、自分を解放してあげるというのもありだと思いますね。