一時期「晩婚化」が話題になり、その為に「結婚相手を見つける活動」つまり婚活という言葉がキーワードとなりました。婚活の中心層はアラサー世代と言われていますが、最近はもっと若い「20代前半」の婚活が盛んになりつつあるようです。
25歳以下が対象の結婚相談所が登場!
今回注目したのは、この若い年代層「25歳以下のため」の結婚相談所の特別コースが登場したというニュースです。
フォリパートナーの「U25(25歳以下の方)」コース
- 入会金(登録料) 20,000円
- 初期費用 30,000円
- 月会費 7,000円
- お見合い料 3,000円
- 成婚料 100,000円
25歳以下の男女を対象としたコースで専属のカウンセラーがつき、価値観や人柄をもとにお相手探しのお手伝いをしてくれます。フォリパートナーでは成婚に至るまで電話・メールはもちろん、LINEや面談などを行いながらピッタリのパートナー探しをします。U25のコースは特に25歳以下の男女を対象としているので、その料金設定は標準よりおおむね30%近く安くなっているのだとか。しかし、もちろん結婚相談所として「パートナー探し」のサポートをする内容は通常のコースと全く同じです。
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フォリパートナーの成婚までの流れ
- 初回カウンセリング
専任のカウンセラーがつき、丁寧なカウンセリングを行います。遠方でもスカイプ対応ができます。 - 入会手続き
本人確認とともに身分証明書の確認を実施します。 - プロフィール作成
カウンセラーがお手伝いしながら自己紹介文を作ります。
フォトスタジオでの撮影アドバイスなどもあります。 - パートナーマッチング
自動マッチングではなく、自分自身あるいはカウンセラーのアドバイスを受けながらパートナーを探します。
申込みをする、あるいは申込みを受けて、コンタクトへとすすみます。 - お見合い
場所や日時の設定はすべてフォリパートナーがセッティングしてくれます。
この時点で電話やメールアドレスなどプライベートな情報を相手に教える必要がなく、安心です。 - 交際スタート お見合いから交際スタートまで、カウンセラーがいつでも相談に乗ってくれます。
また交際を断る場合もカウンセラーを通じておこなう事ができます。 - 成婚
一般的な結婚相談所もほぼ同じような流れで成婚へとつなげていきます。フォリパートナーの特長としては、
- 1年以内の結婚を目指す
- 遠方で来所できなくてもテレビ電話やスカイプでの対応あり
- 活動がうまくすすむようにセミナーなども開講
といった点が上げられます。
婚活の方法の中でも特に「結婚へと直接結びつく」のが結婚相談所です。そのため、比較的年齢層の高い、より「結婚に対する意欲が強い」と言われる世代向けだったのが、特に料金を安めに設定し、若い年代層をターゲットにしているのが「U25」コースというわけです。
20代前半から真剣婚活をする若者が増えている?
いくら「通常より安い」と言っても、やはり初期費用を含めて最初に5万円以上のお金がかかりますし、成婚すれば10万という料金もかかります。それでも25歳以下の男女向けのコースを開設するということは、それだけ「需要がある」という手応えがあるからでしょう。
- 東日本震災の後、若いうちから「家族」を持ちたいと願う人が多くなった
- なかなか結婚できない事が若いうちから想像されるので、婚活時期が前倒しになってきている
- 「若いので収入が少ない」という結婚できない理由が共働きなどであまり関係がなくなってきた
- 社会人になると新しい出会いがないのでいっそ「婚活」をしてしまおうという考えるようになってきている
結婚前提だけではない20代のための婚活とは
1年以内に結婚とまではいかないが真剣にパートナーを探している人には「個室メガお見合い」
- 1対1で個室でじっくり相手と話せる
- 20代男女限定があるので、社会人なら参加可能
- カップリングもあり真剣度も高め
とりあえず婚活で新しい出会いを見つけたい人には「ファーストインプレッションパーティー」
- 対象は男女共に20歳〜29歳
- パーティー所要時間は1時間でサクっと終了
- 自己紹介とフリータイムのシンプルな構成
- 料金が手頃で婚活初体験にピッタリ
婚活というより交流の輪を広げたいと思っている人には「20代向け趣味コン」
- 「アニメ好き」「○○好き」といった趣味をテーマにしている
- 20代(23歳〜)向けで若い同世代が集まる
- 同じ趣味の人が集まるので盛り上がりやすい
手軽に異性と知り合いたいという人には「プチ街コン」か「DMM婚活」
PARTY☆PARTYの「プチ街コン」
- 池袋や恵比寿で開催されるプチ街コンは男女共に20歳から参加可能
- 合コン風で気軽に参加できる
- たくさんの異性と出会える
DMM恋活
- ネット婚活(恋愛マッチングサービス)
- 登録をしてプロフィールで相手を見つけてコンタクト
- 格安の料金で利用できる
- 登録者数が多く、とにかく大勢の異性とコンタクトできる
20代の婚活「ココがポイント」
Point1 出会い=結婚を意識しすぎないこと
20代で若いから焦る必要がない、というのではありません。ただ、やはりアラサー世代と比べると人を見る目というのか、要するに「経験が少ない」のは事実です。社会人になってすぐにスタートする婚活では、まず大勢の異性と知り合い、交流を深めるというステップを踏む方が安心です。もちろん電撃的や運命的な出会いもあるかもしれません。いずれにしても、社会人1年生で婚活をスタートするのなら、「婚活も1年生」というつもりで少しのんびりとやっていきましょう。
Point2 無理にお金をつぎこまないこと
この年代はまだまだ収入が少なくて当然。婚活のために生活費を削ってまで行うのはどうでしょうか。例えば婚活パーティーなら男性でも1回の参加費は5,000円程度、女性に至ってはシャンクレールのように実質的に無料で参加(参加費500円のパーティーをクーポン利用で無料に)できるものもあります。
男性でも月に2回程度のパーティー参加なら1万円。ですが、婚活パーティーに参加する為に美容院へ行ったり洋服を新調するなんて事もあるでしょうから、自分で使える範囲、外食でもするつもりで「その分を新しい出会いに使う」ぐらいに抑えておきたいですね。
時間もお金も無理にやりくりするのではなく、「新しい出会いのために」ちょっと余裕がある時に参加することからスタートしても充分うまくいきますよ。
Point3 グループ交際的な交流をめざすとうまくいく
カジュアルスタイルの婚活パーティーで、連絡先交換が自由な合コンスタイルや、アウトドア・スポーツで遊べる婚活イベント、お散歩婚活などに参加してみましょう。グループごとに行動し、気が合う仲間ができて「みんなで連絡先交換をして」その後定期的に集まったり、飲み会をしているという話はよく耳にします。
社会人になるとどうしても会社以外の場所で新しい出会いに恵まれにくくなります。婚活パーティーというだけでなく、恋活・友活として、あるいはひと昔前で言うところの「異業種交流会」のようなつもりで、交友範囲を広げるつもりで利用するといいですね。結果的にそこで気の合う女性との出会いが見つかるかもしれません。
(2015.03.27更新)