中国の独身企業家ばかりが集まる婚活クラブが、今話題になっています。男性は300万円以上の入会金を支払い、女性は面接で選ばれます。見た目や学歴、内面的な部分まで評価され、選ばれた女性のみが入会できるシステムです。
1年で約100人ほどのエリート男性が入会するのに比べ、女性の入会希望者は1000人以上。かなり倍率の高い面接になっているようです。男性はスタイルや見た目で女性を商品として選び、女性は男性の収入を目当てに結婚する…。一見愛情のない結婚に見えますが、実は意外と結婚率が高く1年間で全体の半分の人が結婚しているそうです。ステータス・容姿から始まった恋愛もいつかは真実の愛へとなるのでしょうか。
日本でもハイステータス男性ばかりが集まる婚活クラブがある
今ご紹介したのは中国の話ですが、日本でももちろんエリート男性をターゲットにした婚活サイト・相談所は多くあります。年収700万円が一つのボーダーラインと考えられていて、年収700万円以上の人しか入会できない結婚相談所もあり「セレブ婚」を夢見る女性が集まっています。(参考:婚活アドバイザー×痛いアラサ—〜男性の年収の条件〜)
女性側も、年齢制限に加え、キャビンアテンダントやナース、アナウンサー、モデルなど一般的に容姿が良いとされる職業の人だけが参加できます。エリート系の婚活は男性はお金、女性は容姿を武器にして婚活を進めているというわけですね。
玉の輿婚、セレブ婚は一見とても華やかで気楽な主婦生活を送れそうな響きですが、実際の結婚生活は大変な物です。お金があるということは遊ぶお金もあるという事。実際にスポーツ選手や芸能人、政界、大手企業の役員クラスになると家庭よりも付き合いや女性遊びに精を出す人も多くいます。エリート男性の「妻」でいるにはそれなりの努力や大変さがあるという事も理解しておかなければいけません。
お金という糸だけにすがりついてしまうと、生活に不満があるけどお金は手放したくないから離婚はできない、でも精神的に辛い…。といった負のスパイラルに陥ってしまう可能性もあります。そうならないために、ステータス面だけでなく内面もしっかりと見る事が重要です。(参考:ハイステータスな男性の攻略法)
婚活パーティーにはハイステータス男性も多く参加している
年収1000万以上の超エリート男性は人口の3%程度で、恋愛をして結婚するという事は簡単ではありません。しかし、500万〜700万前後のハイステ男性の割合は30%。ハイステータス男性との出会いのチャンスが格段に増えます。婚活パーティーでも年収500万円以上の男性は多く参加していますし、これくらいの年収ならば結婚後に専業主婦になっても十分生活できる収入です。
年収500万円〜700万円ほどのハイステータス男性は、育った環境も一般的な家庭で普通の会社員として頑張ってきた人が多いようです。それならば自分と価値観や幼少期の環境に大きなずれは無く、普通だけれど少し裕福な結婚生活を送っていけるでしょう。
結婚生活を長続きさせる上で大切な事は「お互いの価値観を理解できるか」という点です。超高年収のハイステ男性とのセレブ婚を夢見るよりも、生活に不自由ない収入の一般男性との結婚の方が幸せな生活を送れるのではないでしょうか。