婚活パーティーに参加する時に気になるのが相手のプロフィールですね。婚活パーティーではお互い初対面なわけですから、相手がどんな人か、まずはプロフィールカードから読み取ることになります。いろいろな婚活パーティーのサイトでもプロフィールカード記入のコツや方法を掲載しています。
ここではちょっと別の視点で「既婚女性が結婚した時に妥協して問題なかった条件」を参考にして、
- プロフィールカードからわかる相手の人柄「こんな事は意外と妥協できる」から大丈夫
- 自分が記入するプロフィールカードで相手に好印象を持ってもらえるコツ
を紹介していこうと思います。
目次
結婚してからわかった「意外と妥協できちゃう」ポイント
ズバリ、結婚してからわかった「意外と妥協できちゃう」ポイントは3つあります。
こちらはマイナビウーマンのWebアンケートの結果です。既婚女性に聞いて「実際に結婚してみてわかったけど、このあたりは妥協しても大丈夫」というポイントですね。
ルックス、外見は結婚生活にほとんど関係がない!
顔はタイプでなくても結婚してしまったら「ほとんど何も問題なし」という意見が大多数のようです。よく男性の側からは「美人は三日で飽きる」なんて言いますが、女性も「容姿は見てれば慣れる。性格のほうが大事」という意見が主流。他にも「背は高いほうがいいと思っていたけど低くても特に困らない」こんな意見も!
確かにルックスや背の高さといった事は結婚してからのライフスタイルに大きな影響を及ぼすとは思えません。実はプロフィールの中でも「見た目」はあまり大きなポイントではないんですね。よく「背が低いから婚活もダメなんだ」とか「イケメンには勝てない」なんていう男性の声も聞かれますが、結婚した女性の意見に耳を傾けてみると、自信がわいてきませんか?大事なのは「見た目より中身」なんです!
プロフィールカード記入のポイント
『人柄が相手に伝わる文章が好印象』
このアンケート結果を見ると、逆に言えば、見た目の印象以上に「相手の性格・人柄」が大切という事にもなります。プロフィールカードでも性格を記入する欄があったりしますが、そこで「明るい」「優しい」とひと言だけ記入すると読み飛ばされてしまいがちです。「友達は多い方だと思います、周囲からは明るい人と言われますが、少し頑固な所もあるかなと自分では思っています」などと「長所プラス多少の短所」を加えておくと率直な印象になりやすいようです。
居住環境
アンケート結果がちょっと意外に思ったのが「転勤がない人が良かったが妥協した。でも知らない街に住むのも楽しい」という意見が多かった事。今現在住んでいる場所から離れたくないという希望が多いと思ったのですが、既婚者の経験談として「意外と平気」というのがあるんですね。他にも家の広さや夫の両親が近くに住んでいるといったような「住む環境」についてはいろいろと理想があっても、いざ実際に結婚してみると「さほど大きな問題ではない」という事のようです。
現在の居住環境については率直に答えたほうがいいかも
婚活パーティーで出会う時点では、やはり女性もある程度は居住関係について気にしているはずです。真剣な婚活をしている女性にとってはぜひ知りたいけれど、「夫の両親と同居するのか」といった問題や、転勤があるかどうかはなかなか聞きづらいものです。
プロフィールカードでこれからの居住関係について詳細に記入する必要はありません。ただ結婚前向き、といった婚活パーティーなら「転勤はあるかもしれない」とか「今住んでいる場所の近くに両親がいる」といった情報を多少なりとも相手に教えてあげたほうがいいかもしれません。情報をあえて教えない事でカップリングがうまくいったとしても、結局「転勤は絶対にイヤ」という女性とならその後もうまくいかないからです。
既婚者の答えにあるように、最終的に気が合う人なら「ま、転勤があってもいいか」と妥協もするようですから、何よりまず自分自身をアピールする事の方が大切ですね。
食生活の好みの違い
食べ物の好みや食習慣というのは子供の頃からのものでそう簡単に変わるものではありません。だからこそ、結婚前提でのお付き合いとなると相手との食に関する「違い」が大きいと不安になりそうです。ところが結婚している女性の大多数が
- 結局一緒に暮らしているうちに好みが似てくるから平気
- 健康第一と相手の為を思って作っていれば食習慣もだいたい受け入れられる
他にも
- 夫が好きなので少しだけ相手にしているうちに酒豪になった(笑)
こんな声も。
よく話題にのぼるのが「お雑煮」ですが、これも関西と関東の男女が結婚したところで「元旦は夫の実家風、2日目は関東風のおすまし」なんて具合に家族になればそれなりに対応していくものなのでしょう。
テッパン「食べ物の好み」の話題に対する答え方
「好きな食べ物は」といった質問は婚活パーティーではよくあります。この時は特に相手に合わせようと考えなくても、素直に好きな物を言えばいいのではないでしょうか。男性なら「コンビニ弁当とビールばっかり」なんていう人でも、それはそれで相手の女性が「私は家庭料理が得意だから作ってあげたい」と思うかもしれません。グルメ通なら「おいしいレストランに連れていきたい」というアピール方法もあります。
食事の話題というのは応用範囲が広く、相手も受け入れやすい事が多いのであまり悩まなくても大丈夫。プロフィールカードでは一番相手が困るのが空欄です。「特に好きなものはなし」と書かれていたら、質問のしようもないし、話題のとっかかりもありません。第一そっけない印象であまり婚活に対して気持ちが入っていないのかな、と思われそうです。好きな食べ物が何であれ、普通に記入しておくのが一番ですね。
「妥協」はあきらめる事ではない!
結婚を決めるには「このあたりでいいのではないか」といった妥協も必要とよく言われます。妥協という言葉の印象が今ひとつなのですが、逆に言えば「理想通りの人」なんて早々世の中にいるわけではありません。また条件や理想にピッタリの人がいたとしても、だから「理想の人と結婚したから幸せになれる」というものでもないのが不思議なところです。
婚活や婚活パーティーでは、男女共に相手に対する条件があるものです。でも、その条件の多くが、大抵は「妥協」できるものなんです。どうしても絶対に無理、という条件はともかく(例えばタバコを吸う人とは暮らせない、とか)、それ以外の点では「とりあえず、他の良さそうな所を見ていこう」というポジティブな考え方も必要なのでは?既婚女性の多くが「ま、しょうがないか」と妥協して結婚してみたものの、「案外平気だった」という事が多いのはその証拠です。
それにしても、
- 見た目(第一印象)
- 居住環境(相手の家族構成や職場環境)
- 食生活(ライフスタイル)
考えてみたら、全て結婚に直結している大きな条件です。その3大条件でさえ、実は結婚してからの生活にはさほど大きな問題とならない事が多いわけです。こう考えると、「出会いは縁」というのは本当だと思いませんか?条件が合う人を選んで出会う方法もありますが、それよりも「出会うべくして出会ったのだ」と思えるのが一番なのかもしれません。
実際に相手と会って、話をして、交流しながらお互いのフィーリングが確かめられるのが婚活パーティーです。一番大切な「お互いにピピっと感じた相性」がわかるのは、婚活パーティーならではのメリットです。
(2015.05.25更新)