「婚活」という言葉もずいぶん浸透し、毎日全国各地で婚活パーティーやお見合いパーティーが開かれるようになりました。結婚相談所が運営するパーティーや、婚活パーティーだけに特化した企業など、様々な婚活のスタイルがあります。
婚活ブームの近頃は、地域の自治体も出会いのためのイベントを数多く開催しています。地域の活性化や少子化対策を目的として、ご当地の恋愛パワースポットやご縁の神様がいる神社などを巡ったり、街全体を使っての街コンイベントなど地域の特色を生かした「自治体婚活」が各地で開催されています。
民間の婚活パーティーはクオリティが高い
しかしなかなか効果が見られずに、イベントを打ち切る自治体も増えているそうです。静岡県は県内各地で婚活イベントを行ってきましたが、打ち切りを始める市町も出てきているそうです。
「子供を増やし少子化を改善するためにはまずは結婚相手を見つけるところから。」という考えの元、婚活イベントの開催を始め約70組のカップルが誕生しました。しかし、その後結婚までゴール出来たかというのは自治体では把握できないそうです。そういった面から、費用に見合った効果が見えずに打ち切りとなっているようです。「民間でできる部分は民間に任せよう」という考えの自治体も多く、やはり地域での婚活は一筋縄ではいかないようです。
民間の婚活パーティー業者は長年培ったノウハウを持っていますし、カップル成立率をあげ、パーティー参加者を増やすための試行錯誤を行っています。中にはパーティーの開催数も全国各地で1日数十〜百以上とかなり大規模な運営をしているところもあります。それだけ沢山の男女のご縁をつないできた企業ですから、クオリティも自治体のものより高いのは当たり前だと思います。
最近では沢山のイベント系の婚活パーティー(参考:リピート率が高い!チーム対抗クイズ式「恋する謎解きパーティー」)があり、皆さん楽しみながら新しい出会いを見つけているようですから、やはり民間企業の婚活の方が効果が大きいと思います。司会進行の上手さ、カップルになる為のセミナー、より短時間でお互いを知る為の工夫など、自治体では参加者任せになってしまう部分のお手伝いを出来るのが企業の大きな強みですね。
自治体主催の婚活イベントのお知らせは、幅広い年齢層の目に留まります。そろそろ結婚をしてほしい子供に、「これに参加して良い嫁さん、旦那さんを見つけてこい!」と勧める親御さんもいるようです。あまり婚活に本気になっていない人も参加する可能性もあるという事ですよね。
民間の婚活パーティーですと自ら探し動き、申し込みしている人がほとんどでしょうから、結婚に対して真剣な方が多いようです。今後も街コンや地域活性化の出会いイベントは増えていくと思いますが、結婚を前提とした出会いを求めるのならばお見合いパーティーに参加するのが一番ではないでしょうか?