婚活の話題として取り上げるのに少々違和感もなきにしもあらず……なんですが、興味深いニュースを見つけました。
婚活はその字のごとく「結婚」の「婚」と活動を組み合わせたもの。という事で離活は「離婚」の「離」の活動!?だそうです。つまり、「離婚をいかに円滑に出来るかというパーティー」なんだそうです。
婚活パーティーではなく、離活パーティーが開催!?
参加者の対象は、離婚経験者か離婚を考えている人。離婚は様々な問題を抱えており、実はとても難しいもの。離婚にまつわる問題は百組の夫婦がいれば「百組の理由がある」ようで、「離婚だけはもうこりごり」と疲労困憊で最終的に離婚が決まるといったカップルも少なくありません。
しかし離婚については周囲に相談できる人がいなかったり、身内に打ち明けても具体的なアドバイスはなかなか貰えないものです。
離活パーティーで「気持ちを共有できる」仲間が見つかる
この離活パーティーに参加することで、既に離婚の経験がある先輩や今現在離婚の問題を抱えている「同じ立場の人」との出会いがあります。経験者や経験中だからこそ、胸の内をさらけ出すこともできるし、またリアルなアドバイスや問題を解決する方法を指南してもらえることもあります。
また今回の離活パーティーでは副住職から「人を許す」ことについてのお話もあったそうです。「人を許し自分を許すことで、必ずまた人を好きになれる」この言葉が大きな励みになった人もいるのではないでしょうか。
結婚も離婚も「人と人とのつながりと出会い」の結果
婚活ニュースでなぜ今「離活パーティー」の話題なのか、と言えば、結婚も離婚もどちらも「人と人との結びつき」からくるその結果と言えるからです。
この離活パーティーを主催している寺田さんは「離婚式」を考え出した人として有名です。そちらのオフィシャルサイトを見ると、なんと「マッチングサービス」もあるではありませんか!
出会いがあれば別れもある!別れの後には出会いがあるはず!?
マッチングサービス
- 対象
- 離婚式を挙げた男女
離婚のアフターケアの一環として「パートナーに求める条件などをもとに個別に相手を紹介してくれる」サービスだそうです。
婚活ツアー
- 対象
- 良縁を求めている男女
離婚から学ぶ婚活ツアー。東慶寺で悪縁を切り、良縁を望みます。最終日に婚活パーティーを開催、新しい出会いのチャンスです。
よい離婚は次のよい結婚につながる
離活パーティーを主催する寺田さんの趣旨のひとつとして「よい離婚をすれば次の良い結婚につながる」という思いがあるのだとか。確かに誰にでも思い違いや、実際に暮らしてみる中でお互いに違和感を覚える事や、うまくいかない現実もあるでしょう。その結果としての離婚から、次の良縁を得る事は前向きな「婚活」とも言えそうです。そもそも寺田さん、実は独身で現在「婚活パーティー」に参加しているのだそうですよ!
離婚した人・バツイチだからこその「真剣婚活」
離活パーティーに参加するにしろしないにしろ、あるいは離婚式を行うなど何かしら「すっぱり」縁を切る儀式をしたい人も、大切なのは「その後」の人生ですね。
寺田さんが言うとおり、バツイチの経験そのものは決してマイナス面ばかりではありません。結婚生活の経験を通じて、共に暮らすパートナーに対する思いやりや、自分自身の行動を省みて「育ちも違う異性と、どうやって仲良く暮らしていけるのか」を真剣に考え、改めてスタートを切る前向きな気持ちを持つ人が多くいます。そんなバツイチの人こそ、再婚活をして新しい出会いとこれからの幸せな人生を手に入れて欲しいですね!
バツイチの人にオススメしたいのは婚活パーティー
婚活の方法はいくつかありますが、
- 結婚相談所
- ネット婚活
は、まず条件をあてはめて相手を探します。どうしても「婚姻歴の有無」でプロフィールを見てもらう前にはじかれやすいという弱点があります
婚活パーティーのメリットは、
- 実際に会ってフィーリングを確かめられる
- 話してみることでお互いの相性がよくわかる
- バツイチ限定パーティーなど、初めからバツイチOKの人と出会える
プロフィールカードからだけではわからない、「直に会った時の直感」や「話している時の雰囲気」「なんとなく感じるフィーリング」、こうした「感じ取れる」時間がある事です。条件以上に「その人次第」、本人の人柄やお互いの相性を見分けてもらえる婚活パーティーがバツイチの人にとって一番パートナーを探しやすい婚活方法だと思います。
離婚経験者・バツイチにオススメの婚活パーティー
婚活パーティーでは「バツイチ向け」のものが開催されています。参加者は最初から婚姻歴がある事を理解しているので、バツイチであることを相手にいつ伝えるかといった悩みを抱えることなく婚活ができるのが大きなメリットです。
シャンクレール「バツイチ&理解者 セカンドチャンス」パーティー
- 対象
- 対象:男性 30歳〜49歳位
女性 28歳〜45歳位
バツイチ、または婚姻歴のある人に対する理解がある人を対象としています。レギュラースタイルの婚活パーティーで、1対1の自己紹介タイムからフリータイムという流れになります。「セカンドチャンス」の言葉にふさわしく、もう1度すてきな人と巡り会いたいという気持ちの男女が多く参加しています。
PARTY☆PARTY「プチお見合い・婚姻歴あり・理解者限定パーティー」
- 対象
- 男性 35歳〜46歳位まで
女性 28歳〜41歳まで
個室で1対1でじっくり話せるプチお見合い。バツイチだからこそ、「相手の事を少しでも多く知りたい」と思う人が多いようで、毎回すぐに募集が埋まる人気の婚活パーティーです。バツイチ向けの婚活パーティー以外にも、例えばこんな婚活パーティーもオススメです。
40代〜50代対象の婚活パーティー
参加者の年齢層が高めだと、周囲にバツイチの人がいたり、人生経験上からも婚姻歴がある事を理解してもらいやすいようです。
趣味をテーマにした婚活パーティー
共通の趣味があれば、出会いから交際に至ってもうまくいくケースが多いようです。スポーツはもちろんのこと、陶芸や書道、ワインや食べ歩きが好きなど、様々なテーマがあるので、自分の好みに合わせて選びましょう。
バツイチ・再婚活でうまくいくポイント
Point1『前向きな気持ちで婚活しましょう』
離婚式や離活パーティーも、離婚を乗り越えて新しい出会いへ進もう」という気持ちを持てるようにする為のもの。バツイチの人が再婚活をする時に最も大切なのは「これからの人生」を前向きに捉えてポジティブな婚活をすることです。
過去に結婚に失敗しているから……とためらったり臆する気持ちも理解できますが、これまでとこれからは違うのだと割り切って、婚活パーティーにはスッキリした気持ちで参加しましょう。
Point2『バツイチの過去・経験についてはタイミングを見て相手に話そう』
バツイチ向けの婚活パーティーなら、そもそもお互いに婚姻歴について理解しているのであえて離婚の話をする必要もなく、気持ちもラクですね。
それ以外の婚活パーティーでもバツイチだという事を伝えておけば、後は実際に交際がスタートして関係が深まる中でタイミングを見計らって必要な事を伝えていけばよいのです。
Point3『バツイチ同士や年上の相手など幅広い視野でパートナー探しを』
バツイチの人は実はモテるようでお相手探しに苦労しないかもしれません。出会いさえあれば、うまくいく人も多いのですが、ただ「自分のタイプ」をあまり限定しすぎないほうがいいかもしれません。いろいろなタイプとの出会いに積極的になりましょう。