「バツイチ・婚姻歴あり」の婚活は、実はかなり人気があるみたいですね。3組に1組が離婚していると言われ、しかも若い人の離婚率も高い。19歳以下だと半数以上、25歳ぐらいまででも40%近いという数字も出ていて、もはやバツイチは「珍しくもなんともない」状態なんですね。
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バツイチ・シングル・子持ち女性の婚活
そんなわけで今やバツイチでも婚活は普通ですし、お相手探しが格別に難しいというわけでもありません。その中で少々ハードルが高いのが、『バツイチ+子供あり』のケースです。女性に限りませんが、子供がいる場合は、相手の方もより大きな責任を感じますし、養育費等の問題・子供の気持ちの問題・相続権や親権といった法律上の問題…こうした現実的な壁が大きく感じられるのでしょう。ただ、離婚する人が増えるに連れて、子供がいるケースも非常に多くなっています。ですから、子持ちだからといって「婚活は無理」と考える必要は全くありません。
〝シングルマザー集まれ!コン・こん・婚活inとよかわ〟のチャレンジ
- 開催会場
- 愛知県豊川市内
- 参加費用
- 男女共に2,000円
- 対象者
- 女性は豊川市在住で18歳以下の子供がいるシングルマザー
男性は25歳〜50歳までで相手がシングルマザーであることを理解している独身の人
シングルファーザーもOK!
- 参加人数
- 男女各10名で計20名(応募多数の場合は抽選)
- 内容
- こちらは豊川市母子寡婦福祉会が主催している、公的な婚活パーティーともいうべきものです。すでに募集を終了し、なんと応募多数につき、抽選となったそうです。かなり狭い範囲で絞った女性の参加層でも、抽選となるほど人気が高いのですね。豊川市が後援しているこのシングルマザー向け婚活は既に3回の開催実績があります。子供がいるシングルマザーの婚活はより真剣なだけに、公的支援のある婚活には信頼度が高く、人気が集まるのかもしれません。
公的団体・自治体支援の婚活パーティーのメリットとデメリット
メリット
- 参加者の身元確認がしっかりしていて安心
- 営利目的ではないので良心的な参加費で詐欺などの心配も少ない
- サクラや興味半分の参加者がいない
デメリット
- 進行などがスムーズでない場合がある
- 男女比のバランスが悪いケースも
- 会場が会館で飲み物なども用意されていない所もある
豊川市の場合には、ケーキビュッフェと飲み物が用意されるそうですし、実績回数を見ても、婚活パーティーの進行なども期待できそうです。ただ、こうしたケースが正直少ないのが、残念です。豊川市のようなシングルマザー・ファーザー向けの婚活にどんどん自治体がチャレンジしてほしいですね!近くでこうした婚活支援がない人でもあきらめるのは早いですよ。 バツイチで子持ちの人も、婚活パーティーにどんどん参加してみましょう!
大人気!「シングルパパ・ママ向け」婚活パーティー
クラブチャティオではシングルのパパ・ママ支援パーティーあり
▲婚活パーティー開催例
子供と一緒に参加できる婚活パーティー!
子育てコミュニティasobi基地が運営協力、お子さんを連れて婚活パーティーに参加できるのが大きな特徴です。
交流会の流れ
前半はお子さんは会場内のasobi基地で預かってもらえるので、落ち着いて参加者同士の交流ができます。第一印象カードの交換が終わった時点で、子供たちも参加。フリータイムには、お子さんと一緒に気になったお相手とたくさん話ができます。
無理のないスタイルだから安心
「子連れ」参加となるといろいろと心配もあるでしょう。子育てコミュニティのasobi基地が運営協力をしているので安心ですし、他の婚活パーティーと違って状況に応じて、特に順番通りの流れで交流しなくてはならないといった感じではないそうです。お子さんの状況や雰囲気で随時対応してくれるそうですよ。
クラブチャティオのパパ・ママ再婚支援パーティーは人気がとても高く、最近ではほぼ定期的に開催しているようです。
婚姻歴ありの人向け婚活パーティーを多く開催!PARTY☆PARTY
▲婚活パーティー開催例
とにかく、婚姻歴あり・バツイチ向けの婚活パーティーを多く開催しているのがPARTY☆PARTYです。こちらはサイトのトップに、「こだわり条件を追加する」という項目があるので、ここで「婚姻歴理解者」をマークすると、平日も含めてたくさんの婚活パーティーが出てきます。
満席連続!人気の高い婚活パーティー
実際にチェックしてみるとわかりますが、バツイチ向けの婚活パーティーのほとんどが早くから募集が埋まっています。それだけ多くの人が参加しているということ。離婚している過去は承知している上での募集ですから、子供がいる人もあまり不安を覚えることなく参加出来るでしょう。
バツイチ×バツイチのカップルはうまくいきやすい!
バツイチ同士の婚活は比較的うまくいくケースが多いそう。お互いに過去の結婚から学んでいる事も多く、また相手に子供がいる事についても理解しやすいのかもしれません。シングルマザー・ファーザーとしては、バツイチ向け婚活パーティーで同じ環境の異性を探すのも効果的な婚活方法です。
PARTY☆PARTYはバラエティ豊かなテーマで開催
ただの「バツイチ向け婚活パーティー」と違って、「真面目でうそが嫌いな方限定」「ノンスモーカー限定」「経済力のある男子×家庭的な女子」「誠実&ギャンブルをしない男性限定」「温泉や旅行好きな人大集合」…こんな風にさまざまな資格やテーマで募集をしています。自分の好きなタイプ、趣味が一緒の人との出会いがあるので、通常のバツイチ向け婚活パーティーよりも「出会いのクオリティ」が高いと言えそうです。
子供のいるシングルマザー・ファーザーの婚活〝注意すべきポイント〟
Point1『子供のためだけでなく、自分のための婚活をする』
婚活パーティーでも、どうしても「子供とうまくやっていけるかどうか」を判断基準にしてしまいがちです。確かにそれも大切なのですが、何より一番重要なのは、婚活をしている「あなた自身」がそのお相手に好感を持っているかどうか、です。子供最優先にして結婚を決めても、結局、自分がその相手を愛せなければ結果は同じです。あくまで結婚はあなたの人生のパートナー、そこに子供が存在するという現実をプラスして考えましょう。
Point2『子供の年齢に合わせて婚活について理解を求めていく』
乳飲み子の赤ちゃんに「ママは再婚したいの」と言ってもわかるわけがありませんよね。幼稚園ぐらいの子供はお母さん・お父さん命ですが、このぐらいの子供には言葉で説明するより、好きな人ができたら一緒に過ごす時間を自然に持つ事が大切です。
いっぽう、小学校高学年ぐらいから中学生ぐらいは大変難しい時期ですから、相手の協力も得て、時間をかけて「言葉での説明」と「あなた(子供)が一番大切なのよ」という姿勢を見せてあげましょう。年齢だけでなく、その子その子の性格もあります。子連れの再婚は、常に子供に寄り添いつつ、行って行く必要があります。
Point3『元夫・元妻との関係はすっきりとさせておく』
子供がいる以上、どうしても元夫や元妻との関係を断ち切れない部分もあります。再婚活をするのなら、なるべく相手との関係を簡潔にしておきましょう。新しい出会いに対して、その存在が重荷にならないように準備しておく必要はあります。
また、子供の前では例えどのような理由があっても、なるべく元夫や元妻の悪口は言わないでおきましょう。それよりも、「これからの新しい人生」について、前向きに捉えて婚活をしていくことが大切です。そのためにも、「過去の繋がり」である元夫元妻との関係はなるべくスッキリとさせておきましょう。
(2015.02.09更新)