こうして僕は婚活パーティーで知り合った彼女と、ついに結婚へと辿りついたわけです。思えば婚活歴4年……、途中で挫折しそうに思ったこともしばしばありました。というよりも、最初の3年間は「婚活」って言葉だけにとらわれていて、実際に行動が伴っていなかったと思う。これまで書いてきた、「婚活のコツ」とか「婚活パーティーでモテる秘訣」「デートの方法」みたいなのって、本当はちょっとしたヒントでしかない。でも、ヒントに助けられて、「もうちょっと婚活がんばってみるか」って思ってもらえたら嬉しいです。
婚活は、まさに言葉どおり「活動」だから。お見合いパーティーに参加してみるっていうのが最初の「活動」だとしたら、それだけでとどまっていちゃダメです。今度は婚活パーティーの中で、もっと積極的に「女性と知り合おう」って行動しないと。知り合ったら連絡先を交換して、そこで迷ったりせずにドンドン彼女をデートに誘う。
婚活はステップアップしていかないと、結婚というゴールまでたどりつかないというのが僕の最終的な結論です。婚活をして良かったなと思ったことは、もちろん家族となってくれる女性と出会ったことです。でもそれと同じぐらい、自分自身も変われたことがうれしい。会社でも前は「地味なヤツ」と思われていたと思う。でも、最近は「お前明るくなったな」とか「仕事にもやる気が見えてきた」って上司に言われました。婚活がうまくいったことで、その過程で失敗したり悩んだりしながら、自分なりにがんばってきたことが僕の奥手で引っ込み思案な性格を多少なりとも変えてくれたんだと思っています。
最後に。お見合いパーティーって言葉にちょっとでも抵抗感や違和感を感じている人がいたら、僕は言いたい。女性との出会いを意識して前向きに考えたら、婚活パーティーもその方法のひとつでしかないんです。どこで、どういう風に知り合ったかはたいしたことじゃないんです。お見合いで知り合おうと、合コンで知り合おうと、会社で知り合おうと、婚活パーティーで知り合おうと、どれもみんな、一緒なんです。ただ、出会った人との縁を逃さないで欲しい。婚活は、今や当たり前のこと。ちょっと勇気を出して行動に移せば、きっといつか素敵な相手と巡り会えます。断言します!