
ゆかさん(29歳女性・ネイリスト)
婚活歴3ヶ月、彼氏いない歴は10年以上。平日休みの人と出会いたい
参加した婚活パーティーのデータ
パーティーの条件:高身長男性でオシャレな人
開催日:火曜日
参加人数:8対8
パーティーの形式:プチお見合い
目次
平日休みの男性との出会いを求めて…
高校時代に交際した経験はあるけど、その後は専門学校も女性がほとんど、職場も女性ばかり、お客様も女性ばかりでとにかく男性との出会いがありません。最近になって職場の先輩が「仕事は好きだけど、男性と出会うチャンスないんだよね〜、合コンとかセッティングしてもらっても、週末で結局行けないし。無理して参加しても、土日休みの男性とは長続きしないのよ」ともらしているのを聞いて(そうだよなぁ……)と思ったのが婚活のきっかけです。
外見の印象だけでなく、しっかり話せるのがプチお見合いのいい所だと思った。
パッと見た目が派手な感じがするので、1度参加した普通の婚活パーティーではなんか男性から敬遠されているかなぁと微妙に感じました。「話してみると、まじめな人ですね」とひとりの人に言われて、大勢の中の第一印象で勝負するとダメかも……、ちゃんと1対1で話せる時間があったほうが自分をうまくアピールできそうと考えてプチお見合いの個室スタイルに参加しました。
個室スタイルは特に募集規定がないと、やはり参加者の年齢層は若干高めになると思います。それから、遊びっぽいというか興味半分といった感じの人も少ない。個室は周囲の雰囲気におされて盛り上がるといったメリットもないけど、逆に「雰囲気だけに流されて」よくわからないままカップリング指名してしまうなんてコトもない。私みたいに流されやすくて優柔不断なタイプは、しっかり話せるお見合い形式はいいと思いました。
ただ、平日開催だから「週末が休みではなく、シフト勤務や平日のお休みの人ばかりが参加しているだろう」という点は、まぁ微妙ですね。たまたまかもしれませんが、開催時間が7時という事もあってか普通に企業に勤めるビジネスマンも半分ぐらいいたかな。でも参加している女性が「土日休みではない」と最初から思っているみたいで、相手の方から「カレンダー通りの休みだけど、わりと自由がきくからお休みとかも合わせられます」なんてアピールしてくれる人もいました。
残りがプログラマーでシフト勤務、美容師さんがひとり、飲食業の経営者がひとり、自営業者と会社経営者といった具合でした。男性のほうが「平日に参加する女性はOL以外の人が多いはず」と期待しているのかな。そういう面ではネイリストという職種も珍しいらしくて、けっこう仕事の話とか聞かれましたね。
初参加のプチお見合いでカップリングに成功したんです!
プチお見合いは初参加でしたが、実はカップリングに成功したんです。タイプの人がいたので、彼氏いない歴10年なんです〜、とちょっと冗談っぽく告白したら、それが逆に「良かった」みたい。「仕事柄かもしれないけど、外見が派手かなと思ったけど、話してみたら純粋で守ってあげたいと思うような女性だったから」と後からカップル指名してくれた理由を教えてくれました。外見に自信があるなら別ですが、「話して、自分の性格を感じてほしい」と思っているならプチお見合いがお勧めです。彼は会社経営者なので時間に自由もきく。火曜のランチデートとか気軽に誘ってくれるので楽しいですね。

とおるさん(38歳男性・獣医師)
婚活歴2年 親にも結婚しろとうるさく言われている
なるべく早く結婚したい
参加した婚活パーティーのデータ
パーティーの条件:平日休み・3ヶ月以内にお付き合いを考え中の人
開催日:平日
参加人数:8対8
パーティーの形式:プチお見合い
普段は出会えない魅力的な職業の女性が多かった
婚活歴は長いのですが、途中でちょっと面倒になったり、結婚相談所に登録した時もありました。相談所はプロフィールからマッチする人を紹介してもらえましたが、条件通りの女性だからってうまくいくとは限らないんだなぁと難しさも感じましたね。
やっぱり実際に会って、話をしてみて、「ピン」ときた女性がいいと思ったので、ここ半年はずっと婚活パーティー1本です。プチお見合い、個室スタイルはこの前初めて参加したのですが、女性が個室(というかブースのような小部屋)にいて、男性がそこをまわるんですよね。
けっこう最初に入る瞬間が緊張するし、よく「相手の印象は6秒で決まる」とか言うけど、個室でもこの時の最初のタイミングが大きい。入った瞬間に女性が笑顔で会釈でもしてくれると、それだけで好感度アップですね。逆に(もしかしたら緊張しているのかもしれないけど)うつむいて視線を合わせてもらえなかったり、それ以上に視線を急にそらされたりすると、「なんだ、ダメか」ってこっちもスグあきらめモードに入ります。
普段出逢えない職種の女性と話ができて面白かった。
印象が強かったのは、デパート勤務の女性。まぁ接客慣れしているのかもしれないけど、笑顔が素敵だったし、会話もとてもスムーズでした。実は獣医師として独立開業を近々考えているので、できれば結婚相手には受付などの手伝いもしてほしい。そういう意味でも「彼女は結婚相手としてピッタリかも」と思ったんです。彼女も好印象を持ってくれたみたいで無事カップル成立。
他にも美容師さんとか、女性だけど「運送業で配達している」なんて人もいてビックリしたり。あと看護師さんとショップ店員の女性もいて、普通の婚活パーティーよりいろんなタイプの女性に出会えて興味深かったです。自分なりに専門的な職業を選んでいる女性って、何かしら明快なものがある。その運送業の女性も「狭い会社の中でデスクに向かっているとくさくさしちゃうんです、運送業っていうとエッって言われる事も多いけど、私は毎日外に出て力仕事している方が楽しいから」なんて言ってました。
ちょっと変わってる感じもしたけど、可愛いなとも思ったし、もし婚活というより「恋人探し」だったら、案外この子を指名していかも、とはちょっと思った事です。今の彼女にはもちろん内緒(笑)最初から君しかいなかったとか言っちゃってます(笑)
最初のデートでちょっと失敗したけれど、挽回できて良かった!
僕は土日も出勤ありで不規則な出勤のシステムなので、彼女のお休みに合わせるのは簡単です。お互いに仕事のスケジュールについて理解しやすのがとてもラク。こういう出会いは平日開催だからこそ、かもしれません。
ところが……初デートの時にちょっとがんばりすぎちゃって。フランス料理を予約したんですよね。そしたら彼女がとたんに困った様子になって……。「正直に言いますけど、私も○○さんがとてもいい人だなって思ったし、だから今日のデートも楽しみでした。おつきあいを考えながら、少しずつ知り合う方が自然かなと思っていたんですけど……、いきなりこんな高級レストランだと私もなんだか申し訳ないというか……」みたいなコトを言われました。
カップル成立といっても、言葉通りに「カップルになった」わけではないんですよね。だから最初はもっと気楽な感じで昼間の約束でせいぜいランチぐらいにして、さらっと過ごした方がよかったようです。
とはいえ、彼女がストレートに困惑の気もちを伝えてくれたおかげで、こちらも正直に話せました。結局、その後もちょっとプッシュしまくって、何度かデートを重ねて、今はかなり距離も縮まってきた感じで、うまくいきそうです。