目次
失敗のない質問例から「好きな○○は何ですか?」
短い自己紹介タイムですから、まずは失敗のない「誰にでも答えやすい」質問を選びましょう。例えばプロフィールカードの趣味の欄を見ながら
・好きな料理は何ですか?
・好きなスポーツは何ですか?
・最近みた映画は何ですか?
といった具合です。「好きな○○」というのは具体的な答えが出ますし、その後の話題も展開しやすい。嫌いな話よりもポジティブな印象ですし、無難なスタートを切るにはいい話題だと思います。
「私の趣味はキャンプなんですが、○○さんの趣味は?」
相手が違和感なく質問に答えたくなる、自分に対して好印象を持ってもらえる、という前提で考えた場合にはまず自分の答えを先に持ち出して、相手に質問をする方法が良いとされています。
これは一方的に「質問攻め」にするよりも、相手が自分の事を話してくれた後での問いかけの方がなんとなく安心感があるからですね。 「僕の趣味はキャンプなんです、アウトドアにはちょっと自信があるんですよ、○○さんの趣味は何ですか?」 アナタの趣味は?とストレートに聞かれるより親しみやすい雰囲気がありますね。仲良くなるにはこうした「相手が警戒心を抱かない」トーク術も必要です。
「自己紹介タイムって苦手なんですよね…」
相手が積極的なタイプならいいのですが、おとなしい人の場合もあるでしょう。そんな時は普通の質問とは違って、「なんかこういう時間って緊張しますね、○○さんはどうですか?」と困ったように聞いてみるのも奥の手のひとつ。
自己紹介タイムが得意でワクワクしているという人もあまりいないでしょうから、意外と万能な質問なんですよ。「私も…」と相手が答えてくれたら、お互いに共通する気持があると認識できて距離感がグッと縮まると思います。
「いつ、どこで、どのように」と会話が繋がる質問にする
簡単に言うと、「はい・いいえ」で答えられるような質問を「閉じた質問」とし、開いた質問とは相手ももう少し詳しく答えざるを得ない形です。「趣味は映画ですか」と聞けば「はい」か「いいえ」ですが、「映画が趣味なんですね、最近はどんな映画に感動しましたか」と質問すると相手も必然的にいろいろと会話を返して来るようになります。仲良くなるには「密度の濃い会話」が大切、相手もたくさん返せるような質問をしましょう。