さて、パーティー開始時間になると、スタッフからパーティーの説明が始まった。
パーティーの流れとしては、まず1対1でトークタイムがあり、その後カップリングを決める時間になるそうだ。 最初に行われる1対1のトークタイムは、1人当たり約5分ぐらい用意されていて全員と話すまで繰り返される。
目次
ドキドキのトークタイムスタート!
今回の参加女性は全部で6人いて、その中でも歯科助手軍団が物凄く可愛いので夢中になってしまった。 その歯科助手軍団の中でも、4番(スカジャン)と5番の女性が特に俺のタイプだった。 4番(スカジャン)の女性の服装は、白のタイトスカートに黒の網タイツ、トップスは白のブラウス姿とちょっと大人っぽい。 普段接しない服装の女性でドキドキした。 ヤバイ!この子と話すのは、ちょっと緊張するな!とドキドキしながら会話をスタート。
4番女性のスカジャンさん
俺:「初めまして!○番の○○です。よろしくお願いします!」
スカジャン:「4番の○○です。よろしくお願いします!」
俺:「え〜っと・・・」
スカジャン:「どこにお住まいですか?」
俺:「横浜です。・・・どちらですか?」
スカジャン:「私横須賀です。」
俺:「あっそうなんですね〜。・・・遠いですか?」
スカジャン:「う〜ん。横浜まで40分ぐらいですね。」
俺:「そういえば横須賀って言うと、スカジャンが有名っすねー!」
スカジャン:「そうですねー(笑)」
俺:「持ってますか?昔とか着てました?」
スカジャン:「いや!着たことあるけど、持ってないよね(笑)」
スカジャンさんは俺のタイプだったから、緊張して会話がぎこちなくなってしまった。 けれども、何とか面白おかしく話すように努力した。
俺:「そういえば、お仕事は歯科助手ですよね?」
スカジャン:「そうです。」
俺:「あまり出会いがないんですか?」
スカジャン:「職場は女性だけで出会いがないので、思い切って参加したんです!」
俺:「なるほど、職場に出会いがないのは俺と同じですね!」
お互い職場に出会いがない者同士で、その後は徐々にではあるが会話が弾んでいった気がした。 正直、見た目が可愛いので会話とかどうでもよかったけど。 この時点では、スカジャンさんが一番カップルになりたかった!
途中スタッフさんがタイムキーピングしてくれる。 1人当たり約5分トークする度に、 「それでは、お時間になりましたので、男性の方はご移動をお願いしま〜す!」とスタッフが合図を出す。 男性参加者は、次の女性の所に移動し次の女性と会話を始めていくのだ。 時々、合図が出てもすぐに移動しないで男性参加者がいたけど、周りの迷惑になるから止めてほしかった。
5番の女性ハコネさん
俺:「初めまして!○番の○○です。よろしくお願いします!」
ハコネさん:「5番の○○です。よろしくお願いします!」
俺:「・・・」
ハコネさん:「なんかオシャレですね!」
俺:「いやいや!そんな事ないですよ!」
ハコネさん:「買い物は、東京とかで行くんですか?」
俺:「いや〜通販で買いますね。」
ハコネさん:「あまり外行かないですか?」
俺:「そうですね、用事がないと出かけないです(笑)」
ついつい本音が出てしまい、会話をぶった切ってしまった(笑) こりゃマズイと思い、すぐに質問を投げた。
俺:「お休みの日は、どのように過ごしてるの?」
ハコネさん:「家でのんびり過ごしたりですかね。」
俺:「え〜!どっか出かけたりしないですか?」
ハコネさん:「たま〜に友達と旅行に行ったりします。」
俺:「どこに行ったりします?国内ですか?」
ハコネさん:「はい!箱根に温泉旅行に行ったり、鎌倉とか自然が多い場所に行きますね。」
俺:「いいですね〜!女子旅って感じですね!」
ハコネさん:「旅先で美味しい物を食べるのが大好きです!」
俺:「いいな〜!楽しそうだな!俺も女子に生まれたかったな〜」
ここで、ハコネさんがタイムリーな話題を切り出してきた。 どんな話題かというと、丁度このパーティーのすぐ後のシルバーウィークだった。
ハコネさん:「シルバーウィークとか、どこか行くんですか?」
俺:「どこも行かないですね。」
ハコネさん:「友達とか行かないんですか?」
俺:「行く人がいないです。男同士で行くのもキモイでしょ?」
ハコネさん:「いや!そんな事ないですよ〜!(笑)」
シルバーウィークに国内旅行に行くハコネさんに対し、一切どこも行かない俺。 せっかくのイベント性の高い話題を頂戴したにも関わらず、あまり盛り上がらなかった。 きっと、俺がインドア過ぎるからだと反省気味に次の席に移動した。
テニス好きな女性シャラポワさん
俺:「趣味は、なんですか?」
シャラポワ:「読書です。本読んで、眠くなって寝るのが幸せなんです!」
俺:「一日何ページ進んでるんですか?」
シャラポワ:「1〜2ページですよ。」
俺:「少なっ!!」
シャラポワ:「やっぱり仕事で疲れちゃって寝ちゃうんですよね。土日とかは結構読みますけど。」
俺:「ですよね!他に趣味とかは?」
シャラポワ:「テニスとかします。大学時代の友達とかやります。」
俺:「お〜!テニスは難しいですよね。俺大学時代にやったことあるけど、苦手でした(笑)」
シャラポワ:「そっか〜。スクールとか行くと上達するし楽しいですよ!」
テニスが趣味のシャラポワさんは、どこかユニークで楽しかったと思った。 正直タイプではないんだけど、一緒に遊びに行ったり飲みに行ったら楽しいだろうなって思ったので、印象に残った。
こんなトークを6人分終えた。
トークタイムが終了し、いいなアピールタイムへ
全員と話す時間が終わると、次はいいなアピールという時間になった。 この時間は、好印象だと思った女性に対し、いいなカードというカードを渡す時間だ。
いいなカードとは
いいなカードってなんだ?っと思われると思うので、簡単に説明する。 いいなカードは、PARTY☆PARTYの造語だと思うけど、要は「私は、あなたの事が気になってま〜す!」という気持ちを書くもの。
その気持ちを書いたカードは、スタッフを介して相手に手渡されるのだ。
スタッフさんが言うには、このカードを相手に前もって渡すと、最後カップリング成立しやすくなるそうだ。 もし「あの人超気に入った!カップルになりたーい!」って思う人がいたら、絶対いいなカードを書くと良いだろう。 たとえそんなに気に入ってない方にも、出来るだけいいなカードは渡して置いた方が後々カップルになり易くなるのだ。
俺も、出来るだけ多くのチャンスは残しておいた方が良いと思っているので、多くの女性にカードを渡した。 スカジャンさん、ハコネさんにも当然いいなカードを渡した。 せっかくパーティーに参加しているのだから、誰かしらとカップリングになりたいし。
次は、カップリングタイムである。
アピールタイムも終了!いよいよカップリング発表!
俺のカップリング候補
- 1位 4番のスカジャンさん
- 2位 5番のハコネさん
- 3位 6番のシャラポワさん
理由
カップリングになりたい女性は、最大3人まで選べるのだが今回は4番の女性(スカジャン)しか興味がなかった。 4番の女性(スカジャン)は、単純にルックスがドストライク!だった。芸能人でいうと、仲里依紗に似てる気がした。 お互い緊張していたから話が盛り上がった訳ではないんだけど、やはり一目惚れに勝るものはない! 正直、もっとゆっくり時間をかけてトークしたい!と思い、カップリング希望を出したのだ。
2位のハコネさんもルックスが良かった。ハコネさんは、芸能人でいうと鈴木奈々風で可愛い印象。 しかし、1位のスカジャンさんに比べると2位候補になった。
3位のシャラポワさんは、付き合いたいというよりも友人になりたい感じ。 婚活パーティーの場合は、カップル=付き合う訳じゃないので、仲良くなりたい方にカップル希望を出しても問題ないとスタッフも言っていた。 なので、シャラポワさんは友人候補として3位に選出した。
こんな風に俺で勝手にカップル希望を順位を付けてカップル希望を出すのだ。 これは、ほかの参加者も同様にしていて、お互いが相思相愛というかマッチングすれば見事カップル成立となるのだ。 成立すれば、パーティー終了後に再会出来て、そこで連絡先の交換、うまく行けばそのまま2次会に行けたりするらしい。 俺の場合は、2次会に行く用意と心構えが出来ていないから、連絡先交換だけでいいなと思った。 カップルになってからの事を考えてない人は、カップルになった後にどうしたいか考えておいた方が良いかもしれない。
カップル結果発表!
カップル希望カードの集計結果が出ると、スタッフから帰りの流れを説明した。 「受付で、封筒を個別に渡しております。カップルになられた方には、そちらの封筒の中にカップル成立カードが入っていますので、しっかり確認してください。」 「お待ち合わせされる方は、1階エレベーター前でお願いします。」
要するにカップルになった人同士は、1階で再会出来て連絡先交換などが出来る。 それに対し、カップルになれなかった人は、そのまま帰宅という事だ。スタッフの説明後、俺も含め参加男性たちは一斉に立ち上がり、受付に向かった。 受付に着くと、各自別々の封筒が渡されていた。
俺は、封筒を受け取り、エレベーターと会場をつなぐ廊下を歩きながら中身を確認した。中身を見ると、何も入ってないぞ! あれ?もしかして、カップルになれなかった系? 何度見ても何も入ってないので、俺はダメだったんだと現実を受け入れた。悔しい!チクショー!っと思いながらエレベーターが来るのを待った。
他の男性参加者も、俺と同じ様に中身をチェックしていた。 そう様子を見えていたのだが、どうもみんな浮かない表情に見えた。 もしかしたら、みんなカップルになってないんじゃないか?と思うと、ちょっと嬉しくなった。 実際のところ、どのくらいカップルになったのか知らないから何とも言えないけど。
次回へ向けて一言
結果カップルにならなかったので、とても落ち込んだ。 けれども、また次回リベンジしたい!と思えた。 今回の様に、6人中2人の確率で可愛い女性がいると思うと、一体次回参加したらどんな女性がいるのか? そう考えると妙にワクワクしてきた。
これまで出会いがなくて毎日退屈だった自分にとって、婚活パーティーは本当に刺激的なサービスだと思った。 もっと早く行っていれば、今頃彼女が出来ていたかもしれないと思うと、とても後悔している。 でも今俺は30歳。35歳までに結婚したいかもと思っているので、これから婚活パーティーを通じてゆっくり良い相手を見つけていきたい。