結婚したくなる理想の女とは?
「結婚したくなる理想の女性」を複数の友人に聞いてみた事があります。面白い事に男性と女性ではまったく違う意見がでました。
女性が最も多く答えた事は「料理が上手な人」でした。昔からよく「男は胃袋をつかめ」なんて言われますが、その名残もあると思います。確かに、料理上手な奥さんだと理想的かもしれません。料理ができない奥さんだと、外食だったり、買ってきたものばかりで経済的にも良くなさそうです。健康面から言っても、やはり食は大事ですよね。
しかし、男性が多く答えた事は「一緒に居て居心地がいい人」でした。料理や洗濯など、生活に特化する事を重点に考える男性は意外にも少なかったのです。ただ、その人にどうやって「居心地がいい」と感じてもらうかが難しいところじゃないかと思います。具体的なアクションが一番だと考える女性に対し、精神的な部分を求める男性との大きな違いがありました。(参考:男性が描く【理想の結婚相手】ベスト5)
では一体、男性・女性どちらの意見を参考にすればいいの?と思うかもしれませんが、どちらの意見も参考にしてしまえばいいと思います。ただ、あくまで参考にしてほしいのです。個人個人、彼の理想の女性というものがあると思いますから、多数の意見ばかりに捉われすぎると彼自身の理想を見失ってしまいます。
一番大切な事は「この人を誰にも渡したくない」と思わせる事です。結婚の決めてとなるのは、男女共通して相手の事を独占したいという気持ちからくる事が多いようです。「私にはあなただけ」なんて安定感たっぷりの女は、男からしてみれば都合のいい女です。付き合っている間は安定感だけでは物足りません。安定感のある女は結婚してからでいいのです。
だからと言って、浮気っぽいところをみせるのはNGです。ふわふわしていて、どんな男でもついていきそうなんてイメージをもたれたら最悪です。「私にはあなただけじゃないのよ」といって他の男性の影をチラつかせれば、彼氏があなたを独占したい気持ちになるというのは間違いです。安定感のある女がダメなら、不安定な女であればいいなんて簡単な事ではありません。夢や目標など、自分というものをはっきり持っていて「恋愛だけの女」ではないという事をアピールしていく事が大事なのです。
まずは胃袋をつかむ〜お料理編
「結婚したくなる理想の女性」=「料理上手な人」という答えが多かった女性側の回答で、ではどうやって相手の胃袋をつかめばいいのでしょうか。
もし彼氏が一人暮らしをしているなら、ごはんを作りにいってみましょう。疲れて帰ってきた時に、あったかいご飯があるとなんだか嬉しくなりませんか?1人暮らしをして長くなると、なかなかご飯って作らないものなのです。1人暮らしでも自炊は経済的と思うかもしれませんが、1回だけ自炊してしまう場合や、時々しかやらない場合はかえって不経済なんです。色々最初から準備しなければなりませんし、買ってきた材料だって賞味期限が切れて捨ててしまう事も多々あります。自炊は続けなければ節約にはならないのです。
そのことが分かってくると、自ずと自炊ではなく外食やお弁当などで適当に済ます事が多くなりますから、久しぶりに家でゆっくり食べるご飯は「家庭の味」を思い出し、自然と毎日こうやって過ごしたいというイメージがつきやすくなります。
私の場合も、お互いに一人暮らしだったので、自分のアパートでご飯を食べる事も、彼のアパートで食べる事もなかなかありませんでした。ほぼ毎日と言っていいほど外食が多かったです。しかし、彼の胃袋をつかむために、まったくできない料理を作りに行ったことがあります。肉じゃがや焼き魚など、和風のいわゆる「家庭の味」が作れれば良かったのですが、最初に彼に作った料理は「ミートソースパスタ」でした。
ミートソースは市販で売ってるやつを買ってきて温めただけだったので、誰でもできる簡単な料理でしたが、以外にも彼の喜びは大きかった気がします。
今でも覚えていますが、「おお〜なんか帰ってきて飯があるっていいな」という言葉が第一声でした。味はもちろん美味しかったそうです。(市販のやつですから)ただ、ここで満足してしまってはいけません。肝心なのはここからです。「次は何食べたい?今度は好きなもの作るよ」とすかさず一言を。1度や2度ではせっかくついたイメージが薄くなるのも早いものです。
ついでに彼の好きな食べ物も聞けるチャンスなので、作るたびに「次は何食べたい?」と聞いていくと自然とレパートリーも増えます。彼の好みも聞けて、料理上手な女に近づく良い機会だと思います。
もし料理が得意でまだ恋人がいないという方は婚活パーティーの料理合コンへ参加することをお勧めします。
まずは胃袋をつかむ〜お弁当編
彼の胃袋をつかむために欠かせない「料理」ですが、手軽に胃袋と心をゲットする方法があればいいと思いませんか?実はそれが「お弁当」なんです。
お弁当って作り方によっては簡単にできますし、たとえ冷凍食品を使ってもピクニックへ行って、外で食べてしまえば格別美味しい料理へ早変わりします。
デートの時の食事代って何気に出費が多くなりがちですが、お弁当を持ってくことで節約ができる事もアピールできます。「いつもご馳走してもらってるから」と彼に感謝の気持ちを伝えておくと印象アップにも繋がります。ピクニックへ誘うときはデートプランは自分で計画してみるのもお勧めです。いつも彼任せや、行き当たりばったりではなく、たまには自分でプランをたてる事で「なんでも一緒にできる人」のイメージがつくかもしれません。
私も彼を誘ってピクニックへ行きましたが、持っていったお弁当は「とんかつサンド」でした。市販で売ってるすでに出来上がったとんかつでも美味しいのですが、料理の腕を上げるため手作りに挑戦しました。面倒くさいイメージのとんかつでしたが、以外にも簡単で、油で揚げたあとはパンにはさんでレタスをのせて市販のソースをかけて出来上がり。見た目もボリュームたっぷりだし、サンドイッチ用の可愛い容器に入れてしまえば、それなりに手が込んだ料理に見えました。
バランスも考えて野菜サラダをプラスして、缶詰のフルーツも可愛い容器にうつして持って行きました。これが結構評判が良く、「このとんかつでかつ丼作ってもおいしそうだね」と言ってもらえました。もちろん、その後かつ丼を作りました。外で食べる機会がなかなかないので、のんびりした時間を味わえて彼だけではなく、自分も癒されます。
ここでのポイントは「ちょっと作りすぎかも」と思うくらい作って持っていった方が良いです。外でご飯を食べるとなぜか美味しく感じるのは皆さんも一緒だと思いますが、いつも以上に食欲が増すので足りなくなってしまう可能性があります。私も多めに持っていったおかげで、お腹いっぱい食べて幸せを感じる事ができたのですが、ここで物足りない感があると台無しだったと思います。
もし余ってしまったら、自分で持って帰ってその日の晩ごはんにするか、彼に「良かったら夜食べて」と持たせてしまいましょう。 大体は全て食べてしまうと思うので大丈夫だと思いますが、あれもこれもと作りすぎは良くありません。「ちょっと」の範囲で余裕を持たせておきましょう。
まずは胃袋をつかむ〜スイーツ編
料理といえば、ご飯だけではなくイベントで欠かせない「ケーキ」などのスイーツもあると思います。最近の男性は甘いものを好む方も増えているそうなので、ケーキくらいは作れるようになっていた方がいいと思います。
子供の誕生日やクリスマスなど、なにかしらケーキを買わなければならないイベントは今後増えていきます。買ったケーキよりも作ったケーキの方が印象に残りやすく、何より手作りケーキって嬉しいものです。
私も彼の誕生日に初めてケーキを作って持っていった事があります。味はまあまあだったと思いますが、喜んでもらえました。彼の大好きなイチゴをふんだんに使ったケーキだったので、イチゴに助けられたと思っています。ケーキを食べる彼のそばで「こうやって子供にも作ってあげるのが夢なんだ」とちゃっかりアピールしていました。すると大好きなイチゴケーキでご機嫌だったのか、「じゃあ、子供も俺と同じでイチゴ好きだったらいいな」なんて言っていました。ケーキは彼好みに合わせて作った方が、好感度は高いと思います。
「家庭」や「いいお母さん」を彼に意識させたければ、こういうイベントの時がさりげなくアピールできるチャンスかもしれません。実は、婚活パーティーなどでも使えるんですよ。ちょっとしたお菓子を婚活パーティーに用意しておいて、カップルになった彼にさりげなく別れ際に渡すというのもOK。男性はちょっとした心遣いが嬉しいものです。クッキーなら5枚程度ぐらいのもので良いでしょう。
その為にはやはりケーキ作りは避けて通れない道になりますので、ぜひ挑戦してもらいたいと思います。今だと卵と混ぜるだけでスポンジができる粉もありますし、デコレーションアイテムも可愛いやつが沢山売っています。もし、飾り付けで悩んでしまったらケーキ屋さんへ行ってみてください。デコレーションが参考になるのでお勧めです。あと、ケーキ屋さんでしか売っていないレアデコレーションアイテムもゲットできるかもしれません。
オーブンなどがなくてスポンジから作れないという方は、スポンジだけを市販で買って、デコレーションするのもお勧めです。手軽にできますし、失敗がないので私も時間がない時はこの方法で済ませていました。もちろん、スポンジは買ってきたものだという事は彼にも告げていましたが、以外にも手作りしてくれたという印象が強く残っていました。
「忙しいのに作ってくれた」という事の方が彼にとっては嬉しかったようで、おかげで「イベントごとを大事にする人」というイメージがあったそうです。毎回は大変だと思いますが、手抜き方法も覚えつつ、好感度アップへつなげてほしいと思います。