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婚活アプリ、婚活パーティーに「サクラ」っているの?
婚活関連の情報を調べていると、必ず出てくる「サクラ」の話題。特に男性は気になる問題なのではないでしょうか。婚活の場では基本的に客引きのためのサクラはほぼいないでしょう。特に大手や上場している企業の開催パーティーならば安心でしょう。
ただし、こういった出会いの場を悪用する「サクラ」は何処にでもいる可能性があります。こういった他社のサクラ・業者は様々な目的を持っていて、例えば個人情報、宗教、マルチビジネス、自社への誘導…などなどケースバイケースです。
婚活アプリ・婚活パーティーにサクラはいる?
婚活・恋活アプリでのサクラ
恋活アプリ自体が用意した桜はいません。ただ、こういった出会いのアプリを悪用して、課金サイトやブログへ誘導したり、個人情報を盗む「業者サクラ」はいます。 業者のサクラは、どこの恋活アプリにも出没しています。Facebook連動にしても、サクラを登録させるなど抜け道はあるものだからです。
免許証やクレジットカードなどで、「年齢の認証」は行っていても、婚活パーティーのように受付で本人と確認するわけではないので、その分どうしても「抜け道」は出てきます。ただ、大手が運営するアプリは比較的、業者のサクラも少なく、もちろん運営会社自体が集客目的でサクラを使用する事はありません。
中でも監視体制が強い「ペアーズ」はサクラが少ないと言われています。
ペアーズは「業者サクラが少ない恋活アプリ」と言われる理由は
- Facebookからのログインでサクラが少ない(実名登録などが必要なため)
- 24時間365日の監視体制
- プロフィールの投稿や年齢認証も必ず承認を通す
- インターネット異性紹介事業として認定ずみ
- プロフやメッセージに不適切な内容がないか、常に確認されている
婚活パーティーにサクラはいるのか?
婚活パーティーの場合、実際に本人が会場にいるので、サクラは基本的にいません。ただし、個人開催のような場合、質が悪い婚活パーティーでサクラを使っている場合もあるでしょう。その他にも格安の料金で参加できるために、「無料だし、ちょっと行ってみた」という、ほとんど婚活に対する意識のない女性が参加していて、「サクラと勘違いされる」ケースは実際にはあるようですね。
「サクラ」の最終目的は
- 何かの勧誘のため
- 課金サイトへ誘導し、お金を払わせる
- 購買欲を意識的に増長させて、健康食品などを購入させる
- 個人情報を聞き取る
目的を見てみると、何に気をつけるべきかもわかります。恋活アプリでいえば、利用しているアプリ以外の「ブログ、課金アプリ」などに誘導しようとする、「コレいいよ」と盛んにアピールし、自分を通して購入すると安くなる、といった宣伝をする、体験談的なメッセージを送りつけて、何かを購入させようとする、そして、相手の収入から現住所などを知りたがる……。
思い当たる節があれば、すぐにその相手との遣り取りをストップし、アプリの運営者にメールで連絡するか、相談するようにしましょう。「顔が見えない遣り取り」をしている事を前提にして、違和感を感じたら、あえて危険を冒す必要はありません。恋活アプリは、本当に手軽で、次々と新しい出会いのチャンスがあります。相手にこだわりすぎず、「なんか違うな」と思ったら、また、次の出会いに期待しましょう。
婚活パーティー・婚活アプリで、サクラを見分ける方法3つ
婚活パーティー
婚活パーティーでは、サクラはほとんどいません。しかし、あまり婚活に対する意識のない人が参加している場合はあります。
友達に誘われて参加している女性
断り切れずに参加しているような女性は、プロフィールカードの記入も適当だったり、男性との受け答えでも上の空、といった雰囲気でわかります。
無料なので、勢いで参加してしまった女性
なんとなく「場違い」と思っている感じが、全体的に出ています。みんなが参加するゲームに無関心だったり、声をかけても反応が悪い場合には、あきらめましょう。こういったパーティーを避けるために、女性も有料の婚活パーティーを選ぶのがお勧めです。
まれにいる「勧誘目的のサクラ」
本当にごくまれにですが、勧誘目的の男女が紛れ込んでいる事はあるようです。勧誘自体が目的の第一ではなくても、実際に婚活もしながら「ついでに、話に乗ってきそうな相手がいたら、勧誘する」サクラですね。
カップリングした後に急にホームパーティーに誘われたり、すごい先生がいる等の話しをしてきたり…。ちょっと怪しいな、と感じた場合は相手にしないのが一番です。サクラという意識がなく、本人は本当に婚活もしていて、でも「ちょうど良さそうな相手がいたから」勧誘もしてしまうようなタイプは見分けがつきにくいだけに、注意しましょう。
婚活アプリ・恋活アプリ
可愛すぎる、イケメンすぎる写真掲載
中には本当にモデル級の美女やジャニーズ風男子もいるでしょうが、その割合はかなり低いはず。やはり写真があまりにきれいに撮影されていて、「どうしてこんなキレイな人が?」と最初に疑問がわくような相手とは慎重になりましょう。
特にそうした相手が、いいねに対して即座に反応し、最初から「誘いに乗る」ような時は、少し落ち着いて、相手とのメッセージの遣り取りを改めて見直してみましょう。「やけに早い返信で、たたみかけるように誘いをかけてくる絶世の美女、イケメン」となると、ちょっと「変だな」という感じがしませんか?
普通は誰でも、最初の遣り取りでは慎重になるはずです。また、明らかに「おかしい」と感じたら、写真を写メして、Googleなどの画像検索をかけてみるのも、ひとつの方法です。
空欄の多いプロフ
大量にサクラを送り込む業者では、同じ人がいろいろなアプリに出没しています。こうなると、プロフも適当だったり、コピペ感覚で記入しているので、「なんとなく、おかしい」と感じるはずです。
最初から誘いに乗って、積極的すぎる反応を見せる
基本的に恋活アプリを利用している人の常識として、最初は「当たり障りのない話題」から入っていくものです。いきなり「今夜、会っちゃう!?」1度目からLINE交換を申し出るなど、スタートダッシュが猛烈すぎるのは、警戒したほうがいいかもしれません。普通の人なら、まず相手がどんな人か、しばらくメッセージの遣り取りで見極めようとするはずです。
実際にあった「サクラのトラブル」
ペアーズもそうですが、大手が運営する恋活アプリや、婚活パーティーなら、あまり「サクラがいるのでは」と神経質になる必要はありません。でも、サクラによるトラブルが実際にある事も、承知しておきましょう。体験談を紹介するので、参考にして下さい。
・恋活アプリで知り合った女性から、2度目のメッセージぐらいから「一緒にこのアプリで遣り取りしよう」みたいに誘われた。どうも課金サイトらしく、そちらへ誘い込むサクラだったようです。断ったら、速攻、なんの反応もなくなった(笑)(男性/23歳)
・ダメもとで超キレイな子に「いいね」したら、すぐに返事がきた。わりとスグに会おうみたいな感じになったが、実際に行ったら、会話の内容が健康の話から、何やら「コレ飲むといいよ」みたいな勧誘に……。これがサクラかぁ、と思った。(男性/30歳)
・サクラって男性がひっかかるものだと思い込んでいましたが、私は恋活アプリでメッセージの遣り取りまでいっていた男性に、言葉巧みにいろいろと聞かれ、最終的に住所や電話番号なども教えてしまいました。その後、色々なダイレクトメールなどがくるようになり、今思うと、あれはサクラで個人情報を集めていたのかな、と。その後は全く連絡がとれなくなりました。(女性/26歳)
・サクラとは言えないかもしれないんですが……。婚活パーティーで知り合った女性と何度目かのデートで、彼女があまり知られていないような宗教に入っている事がわかりました。それから、何度も一緒に集会に行こうと誘われて、困りました。彼女自身、勧誘をしているという意識がないみたいで、それだけに厄介でした。(男性/35歳)