みなさん、こんにちは。
特にこじらせ女子・こじらせ男子のみなさん、会いたかった!
人生について、心が揺れ続けている私、34歳独身女子です。
初めて友人の結婚式に行ったのが、もう10年前。
それから何人のステキな瞬間を見届けただろう…。
怖くて数えられません。
- 友人の結婚式で見る最高にキレイな姿と、感動的なスピーチ
- 妊娠したよー!と感動的な報告メール
- 赤ちゃんを抱いた時の感動
- しばらくぶりに会った友人の子どもの成長
- 毎年イヤでも重ねる自分の年齢
いちいち感動して、心が大きく動くのは生きている証拠。
でも、私はこんな感動の時に一時的に大きな切なさや寂しさを感じ、自分勝手だなと思いながら彼氏が欲しくなる瞬間を同時に味わうのです。
目次
ネットでの出会いに偏見があった頃
大きな切なさや寂しさが、積もり積もったこの瞬間、爆発した時に思わず登録したのが、マッチングアプリ。
でも、これは約10年前の話。まだ、ネット上での出会いに賛否両論あった頃です。
私自身、出会い系というものに少し恥じらいを感じていたのも事実。誰にも言えませんでした。
「もし、いい人と出会っても、出会いのきっかけがマッチングアプリだなんて、言えない」
そう思っていたんです。
約10年前に、健全な出会いをマッチングアプリで行った人には、心から謝ります。
ごめんなさい。
でも、昔のマッチングアプリって、真剣味がない人も多数いたのは事実のようで…
結局、尻込みしてすぐ閉鎖。
今だから分かることだって、ある
このころ、私はキャリアウーマンを目指してバリバリ働いていました。
仕事上で出会う人は数多く、決して出会いがない環境でもありません。
実際、カッコいい同僚にはちょっと恋心?っぽいものを感じ、年頃の子を持つ親世代のかたからは「うちの子どうかね?」と真剣に相談されることもあったんです。
しかも、その数は自慢じゃないけど10人近く。(ちゃんと数えてないけど、見栄を張ってるわけではないよ)
でも、ゴツい見た目に反して心は乙女な私は、恋愛結婚が理想で、ビジネスが少しでもチラツく出会いに魅力を感じませんでした。
正直、親が子どもの結婚相手を本気で探さないと、結婚できない男っていうのも、なんだか頼りない感じがして。
男なら、恋人は自分で掴め!探せ!どうせ親が決めた相手と結婚するなら、結婚後も親があれこれ干渉してくるに違いない!やめとこやめとこ~というのが本音。
結婚から逃げたかっただけ
でも、今になって思うんです。
あぁ、間違ってたかもしれない。
純粋な気持ちで、私に相談してくれた親御さん達は、本当に心から子どもの幸せを願っていたのかもしれない。ただ、それだけなのかもしれない。
あまり結婚に対して夢を持っていなかった私は、自分のことで精一杯。
結婚することで、自分が好きなことをする時間が犠牲になる。別に結婚しなくても生きていけるし。
と、思っていたのも事実。
でも本当は、面倒くさいという理由で、結婚から逃げていました。
今になって思うんです。
うちの親、普段口には出さないけど、私の老後について心配してる。
このまま一人で生きていくのか?と。
たまに、「あんたが選んだ相手なら、誰でもいいよ」と、結婚にまつわる話がテレビで流れた時に言われる言葉の重み。
あぁ、心配かけてるなぁ。と実感するようになったのも事実。
いつまで経っても男っ気のない私を見て、信頼できそうな人がいたら、思わずチラッと言っちゃうかもしれない、うちの親も。
そんなちょっとした価値観の変化から、私の中で婚活に関する考え方も少しづつ変わっていくのです。
仕事大好き人間が出会えない一つの特徴
あ、ちなみに、なぜ会社で出会う異性と恋愛関係に発展しなかったのか。
もちろん、私の女性としての魅力が足りない部分が大きく影響しているんだと思ってます。
また、私自身が最終的に、仕事で出会う男性に魅力を感じなくなる、ということもあります。
仕事に対して厳しい姿勢で挑む人なら、心当たりがあるかも。
仕事の手抜きや効率の悪さ、仕事に対する考え方や後輩への接し方、上司への接し方など、社会人としてやるべきだと思っていることが自分の基準とあわないと、異性としての魅力を感じなくなる。
このハードルが、少し人よりも高いのかもしれない。
それだけ自分の仕事にも厳しく、時には追い込まれたり苦労したりするけど、それも仕事だと情熱を傾ける。
こじらせちゃってる方、仕事への情熱はどうですか?少なくとも、あ~!同じだ!と思う人もいるはず。特に、「ちょっと高望みしすぎなんじゃない?」的なことを言われたことがある人に多いはず。
つまり、仕事に対する考え方がシビアな人は、相手が同じ職場にいるとどうしても仕事の能力まで気になる。
あぁ、私生活もこんな風に手を抜くんだ…なんて思ったら、ウソのようにトキメキがなくなることも。
こんなことなら、同じ職場じゃないほうが気が楽でいいかもしれない。
余計な喧嘩をしなくて済むし~と、思ってしまうんですよね。
一人で生きていける自信があるのは、若い時だけかも
ここまでで、「分かる~」と思ってくれる人もいれば、「オマエはなんて上から目線なんだ!結婚できなくて当たり前だ」と思う人もいるでしょう。
そうなんです、上から目線、あったかもしれません。
きちんと仕事をして自立してさえいれば、別に結婚しなくてもいい。
もし本当に結婚したいと思える人がいれば、その出会いは自然とやってくるから、無理してつくる必要なんてない。
いつまでも、誰かから結婚話が持ってこられるような年齢ではいられないことを、すっかり忘れていました。
そう、自分から動かないと、相手が見つからない年齢になっていたんです。
決して結婚したくないわけじゃない。でも、今すぐに結婚したいわけでもないと言っているうちに、30歳を迎えることに。
女性が子どもを産める年齢は、限りがあります。
相手を見つける努力すらしないで、結婚の可能性を無くしてしまってもいいものか。
マッチングアプリ、本格始動!
2016年頃、アクティブに出会いを求めることを決心した私は、とりあえずマッチングアプリに登録。
でも、真剣に相手を探している人と出会いたかったから、レビューの高評価なものと、登録料金を支払うもの、身分証明が必要なところを選びました。
メッセージのやりとりをする相手も、イラストや風景の写真アイコンではなくて、きちんと自分の顔を載せている人を選びました。
そして、出会った一人目の男性が、Mさん。当時38歳。
IT系の仕事をしていて、同じ県内に住んでいるけど車で1時間半離れた距離。
Mさんとは、しばらく他愛もない話で盛り上がりました。
そして、何日か後に私のプロフィール写真について語り出したんです。
どうも見た目が好みだったらしく、ほめてくれました。
が、私としては一番写真写りの良いものをチョイスしていたので、本物は違うかもよ~とサラッと受け流す程度。
でも、いやな気持ちにはなりませんでした。
それを機に、どんどんMさんの発言が一歩、二歩と踏み込んだものに。
一緒に住んだら~…とか、結婚したら~…とか。
え!?その話、早くない!?
だって、まだ会ってもないし。電話して声すら聞いたことないし。
私の実家への挨拶はどうしようかという内容まで発展したときに、これはいかん!とストップをかけるがごとく反発。
相手はボクシング経験者で、武術経験のある私の父には、拳でぶつかったほうがいいんだとか、なんとか…
もう、やめてくれ、うちの父はそんなこと望んでいない。
もちろん礼儀にはうるさいが、道場破りみたいなやりかたよりも、きちんと礼儀正しい振る舞いを勉強して行った方が絶対にいい。
いや、まだそんな話ができるまでの付き合いじゃないでしょ?と。
もっとお互いに、お互いのことを知らないと、と。
この暴走機関車のような会話の発展に、ドン引きしてしまったのです。
それからというもの、どうやってメッセージのやりとりを終えようか…そればっかり考えて、数日後にお断りのメッセージを送りました。
私の中では、相手の心をできるだけ傷つけずに、ごめんなさいという想いを込めたつもりだったのですが、そのメッセージが既読になった瞬間に、相手からブロック。
えぇ~…?ちょっと、やることが子どもっぽくない?大人のやることじゃないでしょ。
と、またドン引き。
ともあれ、こうして私の婚活が少しづつ始まっていったのです。
婚活向けのマッチングアプリ