結婚は30歳くらいにと思っていた彼から、26歳の時にプロポーズされ結婚。自分なりに努力した結果だと思っていましたが、結婚後、彼に「なんで私と結婚したいと思ったの?」と聞いた事があります。すると彼は「こんな俺につきあえるのはお前くらいしかいないと思ったから」だそうです。
彼が言うには、そろそろ結婚したいんだろうなというオーラは私から感じていたそうです。ただ、彼自身がまだ結婚に対して積極的に考えられなかったという事もあり、後回しにしていたそうです。しかし、一生懸命あの手この手でアピールしてくる私を見て、可愛さを感じてくれ、30歳という年齢に拘らなくてもいいんじゃないか、と考え方を変えてくれたそうです。色々と作戦を練っていた事がほとんどバレていた事に少し恥ずかしさを感じましたが、結局は、その頑張りが彼に伝わった事でプロポーズまでこぎ着けた事になりました。
特に彼の印象に残っていたのが「休日の過ごし方」でした。彼が疲れているなと感じたら「今日は家で映画パーティー」などと言って、家でピザを作って1日中だらだらしていたり、今日は外が天気がいいなと思ったら、急きょ「遠出ピクニック」を計画し、気が向くままにドライブを楽しんだり、一緒に何でも楽しめる人と思ったのが私に対するイメージだったそうです。「毎日一緒に居て楽しかった」と言ってくれました。
その影には、並々ならぬ努力があったのですが、あの時、行動を起こしてなければ結婚までたどり着けなかったと思います。色々失敗もしましたが、努力していた事はちゃんと彼の印象に残っていました。後々、私のように作戦がバレてしまい恥ずかしい思いをする事があるかもしれませんが、それは思い出話にもなり、笑い話にもなります。「実はね」なんて言いながら、夫婦としてお酒を飲むのも悪くありません。
実際、私達もあの頃を振り返り、自分のプロポーズ大作戦を彼に暴露した事もあります。そんな話を面白そうに聞いていた彼を思い出して懐かしくなる時があります。何事も行動あるのみですが、結婚に関しても「結婚したい」と思った方から行動を起こさなければ、何も変わらないという事が今なら分かる気がします。プロポーズしてもらいたいなら「行動あるのみ」です。